キャップを開け、氷を入れるだけですぐ使える! 氷嚢(ひょうのう)/アイシングバッグ
氷嚢はアイシングに欠かせません!スポーツやトレーニング中に大変よくある、打撲、つき指、捻挫、骨折など・・・。このようなケガをしてしまった場合、痛みや腫れなどの炎症を抑え、2次的悪化を防止するために、病院に行く前にしっかり応急処置をしましょう。
まず安静に。そして冷やす。
もちろん、通常の疲労回復(野球の先発ピッチャーがリリーフに交代してベンチに戻ると、肩にアイシングを付けますよね)にも効果があります。
スポーツシーン以外での使い方としては、風邪をひいた際の熱冷ましや、日焼け後の痛みの軽減、頭痛や歯痛の腫れの抑え、オフィスワークでの眼精疲労の解消などにも。
氷嚢の作り方使い方は簡単。袋に氷と少量の水を入れ、キャップのネジブタをしっかり締めるだけです。
氷は一度にたくさん入れず、溶けてなくなったら、交換してください。(氷は溶けることで温度を下げますので、水は少量に抑えるほうが効果的です)
キャップを締める直前に、ひと工夫。
中の空気を抜いて密閉した方が、氷が長持ちします。
秘技!「もっと冷たく」する方法氷嚢の中に、氷、水、それと塩を少し入れてみてください。
専門家によると、氷と塩とを質量比で3対1で混ぜることで-20 ℃まで温度が下がるそうです。
(そこまで下げる必要はありませんが・・・塩がもったいなくなければ、一度お試しください)
塩を入れてのご使用後は、水できれいに洗い流してください。
氷嚢袋の材質は、内側(水が入る部分)はツルツルしたシリコン、外側は少しザラザラした手触りのポリエステルです。口金はアルミなので錆びません。
救急箱に氷嚢を準備して万が一に備え、大事な体をしっかりケアしましょう!
熱中症対策 氷嚢で体のどこを冷やすかを図解脇の下(腋窩部)、首(前頚部の両脇)、・大腿・脚の付け根(鼠径部)を重点的に冷やしてください。
体表近く、太い静脈がある場所を冷やすのが最も効果的です。
また、ベルトやネクタイ、下着はゆるめて、風通しを良くしてください。
同時に水分補給も。