フジ 2021年モデル JARI 1.5(ジャリ1.5) FUJI

自転車通勤オススメ自転車

グラベルロードとは、太いタイヤを使えるロードバイクです。
タイヤが太いのでパンクなどのトラブルも少なく、ほとんどのモデルは雨でも制動力の落ちづらいディスクブレーキを
装備しているので通勤にもピッタリです!
ロングツーリングなどにも使えて、無骨なルックスも魅力です。


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※当自転車にペダルは付属しておりません。ご注意ください。当店取り扱いのペダルはこちらより購入いただけます。






■FUJI

FUJIの歴史は古く、その発祥は1928年にまで遡ります。
日米商店の創業主である岡崎久次郎が、イギリスのブランド、ラージを富士と改称し、FUJI(富士)の自転車が誕生しました。
その後は日本国内で実用車などを販売していましたが、70年代に入るとアメリカでレースバイクを展開。
21世紀に入ってからは拠点を海外に移し、最先端のレースチームに機材を提供しながらレースバイクの開発を行ってきました。
2011年には世界三大レースの一つであるブエルタ・ア・エスパーニャでの総合優勝を獲得。FUJIは瞬く間にレーシングバイクとしてのブランドを確立しました。

その傍らで、FUJIは日本のスポーツバイクシーンにフィットした限定商品の開発にも力を注ぎます。
FUJIの定番ピストバイクであるFEATHERやBALLADなどを世に生み出していき、中でもシングルスピードでは絶大な人気を誇るブランドへと成長していきました。
現在、FUJIはレースの現場ではもちろん、ストリート系バイクブランドとしても名を馳せ続けています。




■SEEK ADVENTURE ALL THE TIME




FUJIのアドベンチャーロード「JARI」。カーボン仕様1モデルアルミ仕様3モデルの全4モデルをラインナップ。

JARIはその名の通り日本語の砂利から取ったもの。製品化するまでに6種類のプロトタイプを試作してテストを繰り返した思い入れの強いモデル。ショルダーパッドについてはトレイルに入った際に走行不可能なエリアに差しかかって、バイクを担いで長い距離を歩いた時に思いついた。BENTO BOXマウントについてはボルトオンタイプとなっている。BBスペックはメンテナンス性の高さや多くのショップが常備しているであろうパーツということで、緊急時の問題解決がしやすいBSAを最終的に選択。積載性を重視してフレーム強度はかなり高く、その分重量はアルミフレームの中では平均的。様々な用途に柔軟に対応出来るマルチパーパスバイクということもあって、我々はこのバイクをスイスアーミーナイフ(十徳ナイフ)と呼んでいる。全グレードのハンドルにはこのバイクのために特別に作られたOVALのアドベンチャーバーを採用。ライダーの手首の角度を最適化しドロップ部分をより有効的にする為に一般的なロードタイプより20mm幅が広く、125mmドロップ、4度バックスウィープ、25度アウトスウィープ仕様となっており未舗装路でのバイクコントロール性が向上した。あと密かにアピールしたいポイントが高速巡航性の高さ。フレームのリアセンターが長いこともあり加速性能は平均的だが、ロングホイールベースと低いBB位置による低重心のおかげで、高速域での速度キープが比較的容易になっている。直進安定性も高いのでシビアなバイクコントロールを必要としないのも長時間走行には大きなメリット。

カーボングレードはFUJIの最上位カーボンモデルに使用されているウルトラハイモジュラスC15カーボン素材を採用することで高剛性、軽量化を可能に。標準でBENTO BOXが装備されており、フレーム形状にカスタム整形されトップチューブへの直付けが可能となっている。またマルチマウントボトルシステムを採用することでボトルケージ用のプレートが装備されておりケージの固定位置を柔軟に変更することが可能。メインコンポはシマノUltegra、油圧ディスクブレーキ仕様。アルミグレードは、フレーム素材は剛性の高いA6-SLを採用している。1.3グレードはSRAM APEXの1×仕様、1.5はシマノTiagraの油圧Disc仕様となっている。1.7グレードはシマノSoraコンポ、Tektro機械式Discブレーキのエントリーグレード仕様となっている。




■FEATURE



1◆ リアエンドは強靭な6066番を使用して、軽量化を狙ってメイントライアングル部分は振動吸収性に長けた6061番を使用した前後異素材のミックスアルミフレームを採用、チューブ形状は部分的に振動吸収力を上げたり剛性を上げたりと必要に応じて味付けが施されている。ジオメトリーはヘッドチューブとシートチューブアングルは安定した速度維持をもたらすべく設定され、特に低く設計されたBBハイトは低重心化を実現、ロングホイールベースと相まって優れた巡航性能をもたらす。長く取られたチェーンステーはバイクの挙動を安定させ 、左右非対称設計にすることで負荷のかかりやすいドライブ側と負荷の少ないノンドライブ側の剛性バランスを取っている。BB規格は敢えてBSAタイプにすることにより出先でのトラブルを高い確率で解決することが可能。ディスクブレーキはフラットマウント対応となっている。


2◆ シフトケーブルとリアブレーキケーブルはダウンチューブに内蔵され、外的ダメージからケーブルを守ると同時にあらゆるバイクバッグの装着を可能にする。シフトケーブルはヘッドチューブで交差するルーティングで、フレームに対するケーブルの擦りや万が一の時のケーブルの突っ張りを防ぐ役割を果たすと同時に、ケーブルが大きくカーブするのでハウジング内のフリクション低減や、ハウジングのテンションを利用した直進安定性の向上という効果もある。


3◆ 5つのボトルケージの装着を可能にし、トップチューブ上面には様々なストレージをボルトオンで固定するマウントも追加。前後キャリアの取り付けが可能なマウントも標準装備。ロングツーリングでの不安を解消する十分な積載性能となっている。


4◆ バイクパッキングでも走行不能なエリアに遭遇して長い距離を担ぐのも稀ではないので、2mmの厚さのシリコンパッドをトップチューブ下に標準装備してライダーの肩への負担の軽減を狙った。


5◆ フォークはブレーキケーブル内蔵型のフルカーボン仕様となっており、障害物の接触による転倒を未然に防ぐ。また、2018年モデルよりフォークブレード側面にボトルケージやラックなどをマウントできるUtility mountが新たに追加。利便性がさらに向上した。




■【スペック】

●Main frame: A6-SL Super-Butted Aluminum, tapered head tube, T47 BB, 142x12mm thru-axle
●Fork: C10 carbon monocoque, tapered carbon steerer, 100x12mm thru-axle
●Crankset: FSA Vero pro, 46/30T
●Bottom bracket: FSA BB7420ST, BSA thread
●Front derailleur: Shimano Tiagra, 31.8mm clamp
●Rear derailleur: SRAM Apex 1X, long cage
●Shifters: Shimano Tiagra GS, 10-speed
●Cassette: Shimano Tiagra STI, 10-speed
●Chain: KMC X10
●Wheelset: WTB ST i23, 32/32h, 12mm thru-axle cartridge bearing hubs
●Tires: -
●Brake set: Shimano Tiagra , hydraoulic disc 160mm
●Brake levers: Shimano Tiagra , hydraoulic disc
●Headset: FSA orbit No.42 1 1/8”-1 1/2” , integrated
●Handlebar: Oval Concepts 325, 6061 alloy, 31.8mm clamp, 125mm drop, 25° flare, 4° sweep
●Stem: Oval Concepts 313, 3D-forged 6061 stem body, +/-6°
●Tape/grip: Oval Concepts 300 bar tape, suede
●Saddle: Oval concept 238, steel rail
●Seat post: alloy, 27.2mm diameter
●Weight: 10.4kg




■【ジオメトリー】





※パーツやロゴのカラー等のデザインや仕様は予告なく変更となり、商品情報及び画像と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。






スタンド取り付け可能