問題集の使い方
まず、全体を見渡し、どのような決まりや法則性があるかを問題の中から感じ取るようにさせます。決して、規則性や法則性を教えたり暗示したりしてはいけません。(=全体把握能力)
次に、感じ取った仮の答えを解答欄に入れても、規則性・法則性が崩れないか、それによって、規則性・法則性が与えられた条件のなかで完成するかどうかを考えます。(=仮定法)
問題の中には、「位置」「繰り返し」「お話の順番」「回転」「季節」など、解答するための前提となる能力が必要なものもありますが、決して難しいものではなく、この程度のものなら必ず解答できるようにしましょう。
<例題6>に話の順番の問題が出てきます。
必ずしも解答の通りではなくても、自由な発想でお話を作らせてください。試験では、正しい解答も必要ですが、幼児教育とは本来試験のためではなく、自由な発想により知的能力を高めるためにあるのです。