小学校入試対策 能力育成問題集23 重さ比べ
【対象年齢の目安:4歳〜】
「重さ比べ」の問題は「どうなったらどちらが重いか」をまず教えることが大切です。
例えば2つの重さを比べるとき、ただシーソーの絵を見せても、「シーソーが傾いている方が重い」ということを理解できていなければ解答できません。
公園のシーソーや教具を使って、「シーソーに二人乗ると、傾いている方が重い」という体験をさせましょう。
本書では、他に、3つ以上のものの重さを比べるときの考え方、さらには2番目に重いものを見つける考え方を学ぶことができます。
方法を理解させるために、実際にシーソーやばねばかりで遊びながら、重さの概念をきちんと育ててあげましょう。
「重さ比べ」で重要なのは、実際に重いほうが下がるということを実物を使って実感させることです。紙の上でのトレーニングだけで理解させようとしてはいけません。シーソーやばねばかりで遊んで、重さの概念がきちんと理解できるようにしてください。そのための一助となるようにこの問題集を活用しましょう。単純な重さ比べから、重い順に並べる問題、傾きの変化など、重さの概念をしっかり理解していないと難しい問題です。シーソーやばね、棒の長さから考えるものなど、重さを比べる方法には種類があること、正しく重さ比べをすれば、重さの順番がわかることなど、見た目にとらわれず、重さの概念と関係性を理解できるように進めていきましょう。