小学校入試対策 能力育成問題集18 ことば

【対象年齢の目安:3歳〜】
「ことば」の問題は
○音韻分解
○音節分解
○ことばの意味
などに分けられます。

これらをするにあたり一番大切なことは、どれだけの「ことば」を理解するかが大切です。では、多くの「ことば」を理解するということはどういうことなのでしょう。

文字を覚えれば、文章が理解できるというわけではないように、単語を覚えても文章は理解できません。お子様はどのようにしてお話をするようになりましたか?お母さんやお父さんの話し言葉、呼びかけに反応して反芻するようになったのではないでしょうか。

まず、言語教育は、音声で意味を伝えることから始まります。
そして、物事を正確に、言語的にとらえて表現することも大切です。

それらが十分に発達し始めたら、4〜5歳頃から今までの音声言語を文字言語に置き換えることも、言語能力を高めるには有益でしょう。
そのための問題集が本書です。

この本をよりこなしていくには、現実の物事を言語的にとらえ、表現し、伝達するということを中心として、日常的な言語生活を充実させることが大切です。

「ことば」とは言語能力のことであり、その本質はコミュニケーションの能力でもあります。当然、社会ではとても重要視される能力です。思考をきちんとした言葉で表現し、互いに理解しあえるように、ことばの能力を鍛えましょう。

P1〜17
●音韻分解
始めに「あ」がつくことば、最後に「う」のつくことば、上から読んでも下から読んでも同じことば、しりとり・・・など「ことばの音」についての理解の問題です。

P18、19
●音節分解
「音の数」についての問題です。「2文字のことばに○をしなさい」や「3文字のものに△をつけなさい」 などです。ただし、「しゃ」など音では1音ですが、文字では2つと数えるものもありますので、注意してください。

P20〜28
●ことばの意味
・擬音語や擬態語に関する問題や、反対言葉、なぞなぞなどに加え、「動詞」や「形容詞」の意味をあらわす絵に○をするなど、よりコミュニケーションに必要なことばの問題です。