白神こだま酵母は、秋田県と青森県にまたがる世界自然遺産「白神山地」の腐葉土から分離・選別された野生の製パン用酵母。保存料や添加物を一切使用せず、酵母本来の性質を保ちながら使いやすいドライタイプに仕上げました。 |
白神こだま酵母ドライは、種起こしの必要がありません。ぬるま湯に溶かすだけで簡単に使用することができるため、初心者の方にもおすすめです。 【手順】 1. 粉に対して2%の白神こだま酵母ドライと、酵母に対して約3倍量のぬるま湯(35℃)を用意する。 ※ぬるま湯は粉に加える水分から差し引いて使用します。 2. ぬるま湯に白神こだま酵母ドライを振り入れ、5分程度そのままにしておく。 3. よくかき混ぜて溶け残りがなくなったら、他の材料に加え混ぜ合わせる。 |
一般的な天然酵母はドライイーストと比べて発酵力が弱く、パン作りに時間がかかります。しかし、白神こだま酵母は発酵力が強く、ご家庭でよく使われるインスタントドライイーストと同様に3時間程度でパンを作ることができます。 |
白神こだま酵母には、ほかの酵母の4〜5倍のトレハロースが含まれています。トレハロースは砂糖の約40%の甘さで、優れた保水性とでんぷんの老化抑制効果があるため、白神こだま酵母で作ったパンは、少ない砂糖や油脂でもほんのり甘く、しっとりやわらかな食感に仕上がります。 |
白神こだま酵母は、発酵時の炭酸ガス生成スピードが比較的緩やかです。そのため、グルテン含有量の少ない国産小麦でも、グルテン膜を破壊することなく炭酸ガスを包み込み、ふっくらとしたパンに焼き上がります。 |
あらかじめ酵母を溶かしておけば、インスタントドライイーストと同様の手順でホームベーカリーでも楽しむことができます。 ※天然酵母コースを使用すると過発酵になる可能性があるため、ドライイーストメニューで焼いてください。 【材料】 強力粉(国産小麦) … 280g 砂糖 … 14g 塩 … 4g 無塩バター … 14g 白神こだま酵母ドライ … 5g 酵母を溶かすぬるま湯(35℃) … 20g 水またはぬるま湯(*) … 160g *夏場は水(24℃くらい)、冬場はぬるま湯(35℃くらい)と、季節によって水の温度を調整してください。 |
・一度溶かした酵母は、その日のうちに使い切ってください。 ・未開封の場合、冷暗所で保管してください。開封後は冷凍ではなく、冷蔵保存してください。 ・30〜40℃の温水以外で酵母を溶かした場合、酵母が損傷を受け、発酵力が弱くなる場合があります。 ・こね上げ温度は28〜32℃を目安にしてください。 |