三州三河みりん 700ml

飲めるおいしさ!伝統の味
もち米のおいしさを、醸造という日本の伝統的な技のみで引き出した本格みりんです。 飲めるほどにおいしく、上品でキレの良い甘さと、照り・ツヤの良さが特長です。 素材の持ち味を引き立てるお米の旨み・コクがたっぷりです。
原材料: もち米、米こうじ、本格焼酎

この商品はお酒です。 20才未満の方へのお酒の販売はいたしません。



三河みりんの角谷文治郎商店「三州みりん」「三州梅酒」
特別栽培原料を使った長期醸造熟成の本格仕込み。みりん本来の甘みと旨み。

三河が誇るみりん屋の「みりん」と「梅酒」
混ぜものなしの本格仕込みの味
飲んでもおいしい、料理が楽しくなる名脇役

滋養豊かな発酵自然食品、200余年の歴史に洗練された、
角谷文治郎酒店のみりん。三河が誇る逸品です。

混ぜものなしの本格仕込み・長期醸造熟成で造られたその味は、
上品でやわらかな甘みと旨みで、そのまま飲んでしまいたいほど。
料理への相性も抜群。一度使うとやめられません。

そんな「三河みりん」とそこから生まれた「梅酒」を
あなたのキッチンにもぜひ加えてみてください。

日々使うものだから、おいしくて安心な調味料を
砂糖よりもマイルドな甘さは、魚や肉料理、根菜の煮物や麺つゆにもよく合います。料理酒の役目もはたしてくれるので、1本で2度おいしい!お菓子づくりにもどうぞ。

みりん効果
●みりんを加熱すると、糖分とうまみ成分が結合し、料理のてりつやが増します。
●アルコールが素材にしっかりと味を浸透させ、素材の身を引き締めるため、 煮崩れが起こりにくくなります。
●魚や肉の生臭さを消してくれます。
●含まれる甘み、うまい成分が料理に深い味わいを加えてくれます。

ココが違う!三河みりん「三州みりん」
余計なものは使わない、伝統製法です

みりんというと、お酒造りなどと併行して造られることもあるのですが、
三河みりんは専門のみりん屋。「三州みりん」はみりんのために最適な手法で造られています。
原料は、 もち米 米こうじ 本格焼酎 この3つだけ。
蒸したもち米と米こうじを焼酎と一緒に煮込んで絞り、長期間醸造熟成させます。

原料米の栽培方法にも配慮

『有機三州味醂』の原料米には国産有機米を使用し、日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会(JONA)による有機米加工酒類の認定証明を受けています。また、『三州三河みりん』『三州梅酒』二種の原料のもち米には、国産特別栽培米を使用しています。精米から自社で行い、原料から完成に至るまで、丁寧に見守りながら作業を行います。

焼酎は自社の蔵で仕込みます

原料である焼酎の仕込みから本格みりんをつくる、みりんの本場三河でも貴重なみりん専業醸造元です。

三河の気候風土でたっぷり2年かけてつくられます

「醸造」は、その土地の水や気候風土の中で育まれるもの。
角谷文治郎商店は200有余年続くみりんの本場、愛知県東部の三河地方の温暖な風土の中で2年かけてつくられます。数ヶ月でつくられる製品とは違う深い味わいがあります。

「生詰め」だから「米こうじ」が生きています

加熱殺菌処理をしないので、米こうじが瓶の中でも働いています。だからふっくらとした甘みと、コクが生きています。

あなたの使っているそのみりん、本物ですか?
酒屋がつくる本物のみりん

みりんが誕生したのは戦国時代の頃。「蜜淋酒」「美淋酒」などと呼ばれ、高級なお酒として、飲用されていました。みりんは酒づくりとほとんど同じ道具を使うため、酒蔵が、兼業でみりんをつくっていたといいます。

滋養飲料として親しまれる
みりんは甘味飲料として製法が確立され、江戸時代になると焼酎の割合の少ない「本みりん」と、焼酎の割合の多い「本直し」と分けて造られるようになり、明治大正時代には、滋養飲料や調味料として親しまれるようになりました。
みりん風調味料の出現

大正末期から昭和初期にかけて、みりんはさらに濃厚なものへと発展していきました。これが今日の「みりん」です。しかし戦争がはじまると、米不足により昭和18年から8年間みりんの製造が禁止され、その後再会されても「贅沢品」として、高い酒税が課せられました。こうした高い酒税から逃れるために造られた代替品が「新みりん」「塩みりん」と呼ばれるものです。これが今日まで続いている、いわゆる「みりん風調味料」のはじまりです。

「みりん風」と、「みりん」との区別化

「みりん風調味料」の出現により、本当のみりんではないものが、「みりん」という名前で売られはじめたのです。一方、本物のみりんは、高い負担の酒税が原因で転廃業が続出しました。

その後、昭和31年、34年、37年にわたり酒税の大幅減税がなされ、みりんもようやく家庭でも使える価格になり、昭和40年には生産量が増えてきたのです。しかしその後、米価の引き上げが行われました。それにともないみりんも値上げをしなければならない現状でしたが、一度下げた値段を上げることができず、糖類・アルコールを増量してつじつまあわせが行われたのです。

酒販免許のないスーパーは、正しい知識をもたないまま、みりんの代わりに「新みりん」や「塩みりん」を販売しはじめましたが、本物のみりんと区別がつかない、と混乱が起こりました。そして昭和50年、公正取引委員会より、内容の伴わない名称表示であると指摘され、本当のみりんである「本みりん」と名称を区別して、「みりん風調味料」と変更されました。

では「本みりん」であればすべて本来のみりんであるかというと、実はそうともいえません。「本みりん」と称されるものの中には、本格仕込みという伝統的な本来の製法で時間をかけてつくられたみりんと、醸造アルコールでのばし糖類添加をして速成されたみりんがあります。

後者は主に、ペットボトル容器に入って広く安くスーパーで売らているようなみりんです。どちらが良いというよりも、どのみりんを選びたいか、しっかりと分かった上でお使いいただきたいと思います。

本物と呼ぶにふさわしい「三州みりん」

角谷文治郎商店の「三州みりん」は、江戸時代からの続く、「醸造」という日本古来の技術でつくりあげた、本物と呼ぶにふさわしいみりんです。その本当のみりんのおいしさを、ぜひ味わって確かめてください。

みりん
本みりん
本格仕込み
伝統的な製法で造ったもの。乙類焼酎(米焼酎)を用いる。上質なもち米を原料に使用、和釜で蒸煮し、仕込み後のみりんもろみを長期糖化熟成。醸造・熟成期間に2年かかる。
一般的な本みりん アルコール分は14%ほど。蒸したもち米と米麹にアルコールおよび水あめを加え、香味を調整して造ったもの。2〜3ヶ月で完成する。
みりん風調味料 水あめやブドウ糖またはデンプン質の糖化液にグルタミンソーダを中心とする化学調味料やアミノ酸液香料等を混合して、みりんの風味に似せて造ったもの。

三州三河みりんは、いつものみりんよりもまろやかで、やさしいけれど深い味わいになるようです。全然違う!!と思いました。これだけで料理がすごくおいしくなるので、砂糖やお酒が必要ないと思えるほど。つくり置きしても味が変わらずおいしさが続いて、日本の調味料って、すごいな?と実感できる一品でした!


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