アサクラ イルフィーロディパーリア わら一本 88g(100ml)

2つの畑、チッタデッラピエーベ(比較的新しい畑)とヴェルナッツァーノ(古代種オリーブの木)をブレンドした新しいオイル。
果実:レッチーノ、フラントーイオ、モライオーロ、ペンドリーノ ロッショーラ、ドルチェ・アゴージア、ラストレッリーノ
※その他・古代種の品種名が特定できないものが数種あり
製造: il filo di paglia
賞味品質期間: 545日
オルチョサンニータは、南イタリアのベネヴェントで作られる上質のオリーブオイルです
オーガニックのオリーブの果実を収穫して数時間のうちに絞ります

良質のオリーブオイルで
料理されたものを味わうと、
素材のおいしさを、
より感じることができます

日本と同じく南北に細長いイタリア半島。
サンサンとふりそそぐ太陽が豊かな
自然のめぐみを生みだします。
野菜、果物は南部産が最高においしく
オリーブもそのひとつ。
太陽をいっぱい浴びるイタリア南部で農薬不使用・無肥料栽培で栽培されたオリーブ果実を、
収穫した数時間のうちに絞りました。

“つぶして”“絞って”とれたエキストラバージン・オリーブオイル、オルチョ。
サンニータはオリーブそのものの風味、旨み、
栄養をそのままお楽しみいただけます。
あるだけ以上は決してお売りできない、
貴重極まる逸品です。

オルチョ・サンニータって?

ORCIO/オルチョはオリーブを入れる壷、 SANNITA/サンニータは古代この地に住んでいた部族の名前で、「サンニータ族のオリーブの壷」という意味です。ジョバンナさん一家は代々オリーブ栽培を営む農家。7haの畑で有機栽培で2500本のオリーブを栽培しています。

栽培・収穫・製造、すべて自信があります

3つすべてが出来上がるオイルの品質を決めます。

<栽培>海抜230m、海から60Kmの距離、丘陵地帯での小規模の畑と、絶好の地理・気候条件。海からの湿った空気が届かず、中高地なのでオリーブバエやその他の病気にかかりにくいのです。

<収穫>完熟する手前でオリーブの果実すべてを一週間で収穫、もちろん手摘みで。

<製造> 収穫された果実は遅くとも10時間以内に搾油工場に運ばれ、搾油されます。オリーブ果実100%の風味、旨み、栄養分がそのままオイルになります。

イタリア・オーガニック認証機関Bioagricoop認定

オルチョ・サンニータはイタリア・オーガニック認証機関Bioagricoopの3年間の厳しい審査を経て'96年認定取得、表ラベルには今年度の最新のコード番号が記載されています。また、生のオリーブ果実をそのまま絞るので、オーガニック製品として安心して召し上がっていただけます。

野生みのあるフルーティな風味・甘くマイルドな味

オイルの風味、味、色は収穫時期に左右されます。オルチョ・サンニータは完熟させず一歩手前で収穫、栄養学的にもポリフェノール値を最も含んでいる時期でもあります。オイルはカロチンをたっぷり含んだ黄金色。フルーティでアブラナ科の花の香りがします。味はマイルドでくせやしつこさがないため、パスタや野菜、肉、魚介類と素材を選ぶことなく、これ一本でイタリア料理をお楽しみいただけます。また、工夫次第で和食など、普段のお料理で使っていただければ、よりオリーブオイルの活躍の場は広がります。

他社製品とオルチョサンニータの決定的な違い

良質を謳ったエクスラバージンオイルの共通点として次のようなことがあげられます。

  • 収穫方法が手摘みであること
  • 収穫後10〜14時間以内の搾油であること

しかし、このような製法のエクストラバージンオイルは世界中に星の数ほどあり、それらを差し置いてこだわりのであるといえるオルチョサンニータの決定的な違いとは次のようなことからです。

一軒の極小規模のオリーブオイル専業農家ジョバンナ・マッツァ家により製造される
栽培から製造まで同じようでも、一つ一つ彼らのこだわりのもと製造されます。


オルチョサンニータの生産地は比較的気候条件・地理的条件に恵まれオリーブ果実の敵、オリーブバエが発生しにくいところであるという点。
万一オリーブバエの被害にあった果実は摘みません(被害は一目でわかります)
収穫は適期に短期間のうちに行います
オリーブ果実のもつ有効成分(ポリフェノール・ビタミン類、その他微量成分)が一番ピークに達した時を見計らい手摘みで収穫します。製造も収穫後のオリーブ果実はとてもデリケートなのですぐ痛み始めます。規定では24時間以内の搾油が義務付けられていますが遅くとも10時間以内に搾油されます
オイルとして搾油された後は、通常ろ過しすぐ瓶詰めしてしまえば製品になりますが、オルチョサンニータはろ過をしません

有効成分や美味しい部分がろ過によって失われるからです。ろ過をしないため2ヶ月ほど、自然分離させ沈殿物を除去、上積みだけを別なタンクに移し変える作業を三回繰り返します。

このように、一連のオリーブオイルになるまでの作業に最善の仕事をして出来上がったのがオルチョサンニータです。なお、沈殿が終わらないうちに瓶詰したものには果肉が沈殿します。それがしぼりたての香りと味わいを楽しんでいただける、桜の咲く季節恒例のあらしぼりオルチョです。

ある年のオイルの風味は、アーティチョークの花、アーモンド、青いバナナ。

オリーブオイルはワインのように風味や味を言葉で言い表します。生産者のジョバンナは、オルチョサンニータをアーティチョークの花の香りとアーモンドの香り、そして青いバナナの風味があるオイルと表現しております(毎年風味は異なります)。アーティチョークはわかりにくいと思いますが、日本風に表現しますと菜の花の香り、に似ています。お味は南イタリアの典型的な特徴を持つ熟成された濃厚な味、マイルドですがどっしりとした味わいのあるエキストラバージンオイルです。新モノのオイルが到着したばかりなら、まだ若々しい味ですが、フレッシュな香りは素晴らしいものです。時間が経つとアーモンド香が強くなりお味の方は熟成されよりマイルドになります。日々変わるオリーブオイルの味と香りをお楽しみいただくのもおもしろいでしょう。



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