写真集 東京わんだー

『東京わんだー』
藍崎 蓮葉(あいさき れんは)

東京、その静寂に気づくとき。
立ち止まれば見えてくる もうひとつの東京の顔。

東京は不思議な場所で、多くの人が行き交う賑やかな大通りを抜けた先には静かな路地がそっと息づいていたりします。
本書では、そんな都市の喧騒の奥に潜む風景を、著者による等身大のエッセイとともにお届けします。

木漏れ日が落ちる静かな公園、路地裏を我が物顔で歩いていく猫、人情味あふれる商店街。
「ここは本当に東京なの?」そう思わずにはいられない、穏やかな写真の数々。
一見ありふれていて見過ごしそうになる風景たちこそ、東京の奥行きを物語る断片なのかもしれません。
歩き、見つめ、感じることで、街はそっと語り始める──その声に耳を傾けてみませんか。
出版社からのコメント

東京の知られざる姿を見つめ、そこに流れる時間や空気を感じることで、普段の生活の中で忘れかけていたものに気づくきっかけをお届けできたらうれしいです。
東京に憧れを持つ人、東京での生活に疲れた人にこそぜひ手に取ってほしい一冊です。

著者について
藍崎 蓮葉(あいさき れんは)

1999年生まれ。千葉県流山市出身。
学生時代にフォトクラブに入ったことがきっかけで、写真を撮り始める。
会社員として働く傍ら、休日は愛機FUJIFILM X-Pro3 を手に日本の風景に潜む非日常的な美しさを発見することに情熱を注いでいる。
X:@Lotus_Leaves528

■A5判 64頁 ソフトカバー