AI時代の扉を開く日本人の矜持 〜シン・ニューノーマル的日本論〜 (SDGs)
『AI時代の扉を開く日本人の矜持』
岡村 治男(おかむら はるお)
前作「ニューノーマル シニアはひとりで世界へ!」の待望の第2弾!
26億人にインターネットをつなぐ挑戦
?前作では、世界の隅々までインターネットをつなぐという著者の活動を通じて、日本人の思想や精神性を踏まえた「志」を実現しようとエールを送りました。
本作では、欧米と日本を比較し、今求められる価値観、そこから日本の役割は何かを考えます。日本は経済成長を進めつつ、共生の価値観への自信を取り戻し、世界を持続可能に戻して再び尊敬される国になろうと呼びかけます。
生成AIが、インターネットを使えない地域の26億人の立ち遅れを決定的にする勢いです。最終章では、インターネットを迅速に地球の隅々まで使えるようにするための著者の最近の動きを紹介しています。
出版社からのコメント
著者の岡村さんは、第2の人生で「ソリューションBIRD」を考案され、情報格差解消の最終兵器と考えてその普及にいまも世界を飛び回っています。
ソリューションBIRDには海底ケーブル由来の強く細い光ケーブルが使われています。この光ケーブルは、山岳、ジャングル、砂漠、湖などの地表、地中、水中に地元のDIYで早く非常に安く敷設できます。必要ならヘリコプターも使います。岡村さんは、このソリューションを国連の特別機関(ITU)で世界標準にしました。
本書を読めば、アイデアと行動力で問題を解決する方法、またグローバルな視点から見た日本の良さを再認識できるでしょう。
著者について
岡村 治男(おかむら はるお)
東京工業大学(修士)卒。
NTT、NEC、コ一二ング社で光通信の研究、開発、標準化。
全地形対応で低コストの光通信ソリューションを開発。
その要件を「情報格差解消」を目的とした初の国際標準とし、2019年にヒマラヤとモンゴルで実証。
世界情報社会サミット2022のインフラ部門でチャンピオンプロジェクトに選ばれた。
早稲田大学客員教授、東京大学非常勤講師、産業技術総合研究所研究顧問などを経て現在、国際電気標準会議(IEC)で光ファイバシステムの議長、情報通信研究機構外部評価委員。 情報通信技術賞(総務大臣表彰)産業標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)を受賞。
著書に「ニューノーマル シニアはひとりで世界へ!」(みらいパブリッシング、2023年2月)がある。
■四六判 240頁 ソフトカバー