Inu de France(犬・ド・フランス) (犬のいる風景と出会う旅)

『Inu de France(犬・ド・フランス)』
田中 淳(たなか じゅん)

ページをめくりながら、旅するように犬たちとの出会いを愉しむ写真紀行エッセイ。「犬との暮らし先進国」であるフランスへの憧れ。それは何年も前にパリで見た、リードもなく犬と散歩をする飼い主たちの姿でした。その信頼関係の強さに心惹かれ、フランスの各地を旅すると、とびきり可愛い犬と心やさしい愛犬家たちとのときめく出会いが待っています。パリをはじめ、カンペール、オーレー、アミアン・・・あまり知られていないながらも魅力溢れるフランスの町の、それぞれに美しい風景の中、あるいはマルシェ、メトロの中で、偶然出会い、触れ合う犬と愛犬家たちとの時間・・・それらが何とも微笑ましく、爽やかに綴られています。そしてそこで確信するのは国の文化、慣習の違いこそあれ、日本と変わらない二人(一人と1匹)の絆の強さ。彼らの関係に共感を寄せ、人生と犬生に想いを馳せ、その愛らしい姿を生き生きと活写した写真には、いずれも心を鷲掴みにされます。この世界に犬がいてくれて本当に良かった・・・、そう感じさせてくれる写真随筆家・田中淳氏のやさしさ溢れる眼差しに、きっと魅了されることでしょう。
■出版社からのコメント

思わず抱きしめたくなる犬たちの表情、飼い主たちが愛犬を見守る幸せに満ちた眼差し、それらを
見事に撮影したカメラワークは、フランスの美しい自然、文化遺産、街並みといった風景を背景に
鮮やかに切り取っています。また、フランスの人たちの暮らしの匂い、切なさやささやかな幸福感を
感じるエッセイにも心惹かれることでしょう。
本のタイトル「Inu de France(犬・ド・フランス)」は、フランスの地域圏「イル・ド・フランス(ile-de-France)」の名称をもじったもので、まさにフランスの犬たちの本です。

[ビジュアルガイドシリーズ]

■著者について
田中 淳(たなか じゅん)
写真随筆家

1967年石川県生まれ。1990年金沢大学教育学部卒業。
1995年以降、フランス・イタリアを中心にヨーロッパの各地を訪ね、美しい風景、市井の人々の姿を
独特の温かな視線で見つめ、撮影を続ける。
他の著作に、パリの街をきれいにする人たちや、街角のゴミ箱などを撮影した写真集「Paris en Vert
緑色のパリ」(ころから刊)がある。

■A5判 オールカラー 並製 176ページ