数式に記された愛

『数式に記された愛』
出嶌達也(でじまたつや)

発明家白川敬介は不思議な現象を生み出す数式に出会う。
その数式の一部には「愛」の原型が隠されていた。
それは究極の発見であったが、同時に世界消滅にも悪用できる危険性をはらんでいた。
前職のピアニスト時代に精神を患い、挙句の果てに不遇のテロリストとなった詩音は、敬介が発見した極秘情報を入手し、世界を消滅させようとする。
これに対し敬介は自ら発見した数式から「愛の本質」を解明しテロをやめさせようとするが‥‥‥。
■出版社からのコメント

愛の本質について深く考えたことがある方はどれぐらいいるでしょうか?
発明家であり、アーティストという経歴を持つ著者が、「愛」について深く理解し、愛がさらに広まっていくことを願って書いた異色のSF小説です。
ファンタジックで壮大な世界をお楽しみください。

■著者について

出嶌達也(でじまたつや)

作曲家、ギタリスト、発明家、モデル
1961年京都市下京区生まれ。学生時代にヤマハ主宰のコンテストで京都代表になり、1999年にポリスターレコードよりメジャーデビュー。
京都の高専を卒業後、山梨大学へ特別編入。
卒業後は技術者としてパナソニック株式会社、カシオ計算機株式会社で研究開発を行い100件以上の発明を譲渡。
現在は芸術活動を中心に、カオス理論の研究開発を続けている。

■四六判 並製 192頁 本文1色