
<Ceramic Japan社(セラミック・ジャパン)について>
セラミック・ジャパンの歴史は、1973年に優れたデザインを瀬戸の技術で実現する会社を設立したことに始まります。その姿勢は、グッドデザイン賞の受賞や国際陶磁器展への出展、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクション選定など、高い評価を得てきました。現在も、セラミック・ジャパンだからこそ実現できる実用性と芸術性を兼ね備えた製品を、積極的に世界へ提案しています。

<柳宗 理(やなぎ そうり)について>
インダストリアルデザイナー。民藝運動をおこした柳宗悦の長男。1940年に東京美術学校西洋画科を卒業。戦後、工業デザインの研究に着手し、第11回ミラノ・トリエンナーレでは「バタフライスツール」を含む展示で金賞受賞。「バタフライスツール」はMoMA(ニュ ーヨーク近代美術館)の永久所蔵にも認定されている。1977年からは父が創設した日本民藝館館長に就任。2002年には文化功労者として顕彰され、晩年まで家具類をはじめとして、キッチンウェア、テーブルウェアなど数多くのデザインを手がける。