カラーチェ マンドリン RAFFAELE CALACE & FIGLIO イタリア製 現行モデルのクラシコBです。 「良く鳴る楽器」が欲しいと皆様思われるものです。
では、「良く鳴る」とはどんなマンドリンだろう?と思われるかもしれません。こちらのマンドリンを弾くと、奏者の体に楽器の振動が伝わってきます。 体感的にお伝えするなら、私たちの体にふるえる音が「鳴り」です。 ■ カラーチェ エボニー指板を選びたい カラーチェの音色は特徴があります。洗練された、上品さ。透明感がある透き通った音色です。
指板は弦を指でおさえ、最初に発音させる部分です。このため、指板材質が違うと音色が変わってきます。 指板のエボニーは古くから弦楽器の指板に使われ、歴史のある材料です。 エボニーは硬いため、耐久性があります。 音色の面では、発音が早い。鳴らしたら、サッと音が立ち上がります。芯のある音色です。
カラーチェの音の長所は、品が良く、透明感のあるところです。長所と短所は表裏一体ですから、逆をつけば、優しすぎるとも。 優しい音色を補うのが、エボニー指板の長所です。
音が早く立ち上がり、音に芯を持たせると出音は確実に変わります。優しい音色に力が宿った感じに変わるのです。 このような理由から、エボニー指板のカラーチェをおすすめします。 ■ 完全調整済み オワリヤ楽器では、マンドリン技術者が常駐しており、全国からマンドリン修理・調整をうけたまわっております。 こちらのマンドリンは、完全調整をしております。
■ 専門技術者の丹念な調整 楽器をメンテナンスせず、弾くことはできません。 弾き心地は 職人の経験と技で作ります。 弾きやすい、音が出しやすい。 ベストなコンディションを目指して、専任の技術者が一台ずつ丹念に調整しています。 ご購入後のメンテナンスもうけたまわります。 ■ カラーチェ クラシコB この楽器には旧品番の記載があり、現在のモデルではクラシコBにあたります。 カラーチェマンドリンは日本では新品価格25万円〜150万円位まで、14種類ほど販売。クラシコBは、カラーチェマンドリンのハイクラスモデル。新品価格572,000円(ケース別)
■ カラーチェ マンドリン イタリア製マンドリン 1825年よりニコラ・カラーチェがマンドリン製作を始める。 技術を承継し、現在までマンドリン製作を行っています。 日本で最も有名なマンドリンといっても良いでしょう。
■ 状態 1980年製造。 サウンドホール回りを中心に小傷あります。見た目の傷は年代相応です。 マンドリンの木は初めは浅く淡い色をしていることが多く、時を重ねることで、あめ色のような濃さと深みを得てきます。木材は時間と共にゆっくりと熟成していき、適度に枯れて落ち着いていきます。
楽器は弾かれることで、鳴る楽器になります。音色は角がとれて、熟成していきます。 響きもだんだん良くなり、薄い響きから深い響きへ変わっていきます。
このマンドリンは特に低音が良く鳴ります。
マンドリンは、同モデルで同じ年数経過しても、個体差が生まれてきます。 マンドリンは人間と同じです。赤ちゃんの頃は大きく差がありませんが、その後の生き方によって変わってきます。 カラーチェの音はもっと繊細な感じだと思ってたけど違うなと、良い意味で私たちを裏切ってくれます。 良く鳴るカラーチェマンドリンです。
■ ケース(中古)を含む |