一私小説書きの日乗 憤怒の章 (角川文庫)

内容紹介 日記文学の白眉、続刊文庫化 追悼 西村賢太 2022年2月に急逝した、最後の無頼派作家・西村賢太氏がライフワークとして書き継いだ日記文学「一私小説書きの日乗」。「日記がなぜこんなにも面白いのか」と、各界にファンの多かった作品の続編を、ついに文庫化。芥川賞受賞後の多忙の日々を虚飾なく綴った日記文学の白眉。 解説 玉袋筋太郎 著者について ●西村 賢太:1967年7月、東京都江戸川区生まれ。中卒。刊行準備中の『藤澤清造全集(正字)』(全五巻別巻二)を個人編輯。文庫版『根津権現裏』『藤澤清造短篇集』『田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他』を編集、校訂、解題。著書に『どうで死ぬ身の一踊り』『芝公園六角堂跡』『羅針盤は壊れても』『藤澤清造追影』等多数がある。