ジョルジュ ブラック『馬車と男 【ブラックのスケッチブック】』ヘリオグラビュール 1955年パリで制作 ※全額返金保証 アフターサービス

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『ジョルジュ・ブラックの秘密のスケッチブック』は、フランスの美術雑誌『VERVE』の通算31号と32号の合併号の形で挿絵本(作品そのものを1ページとして収録した本。多くは小説や詩などテーマに沿った連作や作品集として刊行された)として1955年にパリで制作、フランスとアメリカで出版されました。

盟友であるピカソも、前年にスケッチブックに描いた180点の作品をベースにした『人間喜劇』を『VERVE』の通算29号と30号合併号で発表しています。
このころ版画制作に没頭していた二人が続けて『VERVE』で版画の連作集を刊行したことになります。

『ジョルジュ・ブラックの秘密のスケッチブック』では、ブラックが30年以上にわたり保管していたスケッチブックに描かれた作品を版画にして一冊の本にまとめ直されています。

合計で約100点が描かれたスケッチブックの中にはブラックが日々目にしていたものや、頭の中のイメージの断片が日記のように書き留められています。
ブラックの代名詞であるキュビズムを用いた幾何学的な作品、余計なものをそぎ落としてシンプルに描かれた鳥のシリーズ、どこか物憂げな花の静物画といったブラックらしいモチーフが散りばめられています。

白黒の作品はへリオグラビュール(写真製版を用いた銅版画の一種)の技法で熟練の摺師・ドラジェール兄弟の工房にて制作。

カラー作品はリトグラフで、ムルロ工房にて制作されました。