びわます 水煮缶

   

琵琶湖固有種を全国に。

醒井養鱒場は琵琶湖の固有種であるビワマスを、明治11年から養殖するための施設として始まりました。
今なお続く養殖事業の集大成として生まれた缶詰。
ビワマスの切り身が水煮でまるごと入っています。


商品名:びわますの水煮缶
原材料:醒井産養殖ビワマス、食塩
内容量:180g
賞味期限:製造日から3年
保存方法:常温

世界のサケ科の中でも最も美味しいと評価されているビワマス。
醒井養鱒場で養殖されたビワマスを活け締めし、そのまま水煮したものを缶に詰めました。
上品な脂が乗っており、ビワマス本来の旨味が感じられます。
塩味がついてますのでそのままでも、また和洋中どのお料理にも合う美味しさです。 

ビワマスは、サケ科の琵琶湖固有種です。大きいものでは60〜70cmになります。
3〜5年かけて琵琶湖で成長し、10〜11月頃に生まれた、河川で成長しますが、梅雨の増水により大部分が琵琶湖にくだり成長します。
このようにビワマスは雄大な琵琶湖とその自然に呻く溶け込んできた魚です。
養鱒場では、琵琶湖に放流すビワマスの稚魚や、いつでも旬の味が味わえるよう養殖用に改良されたビワマス(びわサーモン)を生産しています。  

明治11年(1878年)に琵琶湖の固有種ビワマスの増殖を目的として醒井養鱒場は設立されました。
ビワマスをはじめとするマス類の養鱒事業を今日まで継続している日本最古の養鱒場です。
鈴鹿山脈の最北に位置する霊仙山のふもとから湧き出す清流をたたえた池に、ビワマス、ニジマス、アマゴ、イワナ、が群泳しているほか、幻の魚といわれる「イトウ」、古代魚「チョウザメ」、清流のシンボル「ハリヨ」なども展示飼育しています。
また、マス釣りや餌やり、キレイな川に入って遊んだりなど、自然豊かな場所が日常にない体験を叶えてくれます。
マスなどの魚の調査研究、生産、普及から体験まで楽しみながら学べる淡水魚の総合養殖施設です。

●滋賀県醒井養鱒場について

名勝「醒井峡谷」にあり、宗谷川の清水と広い河川敷を利用して、明治11年(1878年)に設立された日本で最も歴史のあるマス類の増養殖施設の一つです。
現在ニジマスだけで約70万尾、アマゴ・イワナが約60万尾飼育されています。
約19平方メートルの敷地内に83面の飼育池、資料館、研究室、水族館、さかな学習館のほか料理店・売店や鱒釣り池があり、家族連れの行楽に適しています。
釣った魚は買取式で持ち帰ることもできます。
また、場内および周辺の料理店では、刺身、フライ、塩焼きをはじめ、あらゆる鱒料理が豊かな自然の中で堪能できます。