●伊吹産そばの実を、時間をかけて石臼で挽きました
米原市伊吹地域に古くから伝わる「在来種伊吹そば」を伊吹山麓で「環境にこだわり」栽培した玄そばを6割使用した乾麺です。
伊吹でつくられた小粒な実を石臼で挽き、6:4に練り上げました。
遠い昔をしのぶ、風味豊かなそばをお召し上がりください。
●伊吹は日本そば発祥の地?
そばは古くから伊吹山麓で栽培され、伊吹山の8合目付近までそばの花で白くなっていたと伝えられています。
そばが伊吹山麓に定着した理由としてまずあげられるのは、伊吹山は石灰質土壌であり、養分が少なく水はけが良いため栽培に適していたこと。そして伊吹山は弥高寺・長尾寺・太平寺・観音寺の四護国寺を擁する山岳密教の霊場であり、全国の僧や山伏が集う地であったため、山門への五穀持ち込みが禁じられていたためだとも伝えられています。
●いぶきそばのおいしい食べ方
1.大鍋に、たっぷりのお湯を準備します
沸騰した2〜3リットルのお湯に麺をパラパラと入れ、軽くかきまぜ麺が踊る状態で約4分30秒ゆでてください。
注)湯がふきこぼれそうになったら水を注がずに火を弱めてください。
2.お好きな硬さにゆでてください
1〜2本を冷水に取り、試食します。
お好みの硬さで火を止めてください。ゆですぎ厳禁!!
3.冷水で締めます
ざるにとりあげ、冷水でもむように手早く水洗いしてください。
夏季など水が温いときは氷をいれた水で冷やしてください。
●オススメはぶっかけ大根おろし!!
冷水で締めたそばを盛り付け、たっぷり大根おろしをのせます。今回は伊吹の辛み大根と醤油屋喜代治のだし醤油を上からぶっかけていただきました。
「伊吹そばと伊吹大根 共に天下に勝るものなし」と昔の方がおっしゃったのも納得のコンビネーションです!!ぜひ一度お試しください☆
●販売元:伊吹の里 旬彩の森
2階のテラスから雄大な伊吹山を間近に見渡せる直売所 道の駅「伊吹の里・旬彩の森」。
地元の生産者が精魂込めて作った採れたて野菜や果物、それらを使ったお惣菜やお菓子などの加工品を売る販売所。お食事ができる食堂や各種体験教室まで備えた施設です。
平成17年の開店以来、採れたての新鮮な野菜が販売されているため、地元の人にはスーパー代わりとして、観光客の人には湖北の特産品が買えるお店としてたくさんの人が訪れています。
特に、伊吹の里・旬彩の森が作ったオリジナル商品は人気で売り切れることもあります。
●ぜひ一度ご賞味ください
一般のものより細麺のいぶきそばは口当たりがさっぱりとしており、石臼で挽いたそばならではの、昔ながらの風味豊かなそばです。
さらにそばは体にもいいことで知られています。抗酸化効果が非常に高い「ルチン」を多分に含んでおり、血流の改善やコレステロールの抑制にも期待できるといいます。
温かいおそばももちろん美味しいですが、ぜひ大根おろしとともにぶっかけてお召し上がりください!