- 使用温度が高くなると引張強さが低下して破断の危険があります。
- 使用温度が低くなると靭性(じんせい)が低下します。
- JIS規格の機械的性質は常温15℃〜25℃における値です
ネジの締付は適正トルクで締付を行うようにしてください。
締結をおこなう相手材の材質には様々なもの(金属、樹脂、木材、FRP、など)があり、
その相手材の強度や特性を加味した上で締結条件を決定する必要があります。
また、ネジそのものの材質についても同じことが言えます。
ネジ本来の使用目的(締結)以外には使用しないで下さい。
ネジの機能や安全性を損ねる事があります。ネジは締付けてご使用下さい。
ボルトにせん断力(軸部に直角方向に働く力)や曲げ力が作用するような使用方法は避けてください。
ボルトの取付け、取り外しの際は使用するボルト用の専用工具をご使用下さい。
十字穴のねじには十字穴に合ったねじ回しを使用して下さい。
不適切なねじ回しで締め付けるとねじの十字穴を崩したり、締付け不良を発生させます。
ステンレス鋼は焼付き易いので焼付き防止処理等を行い使用して下さい。
ステンレス鋼は高温の熱が加わると耐食性が悪くなりボルトが破損する恐れがあります。
特にオーステナイト系にクリープ現象や粒界腐食(りゅうかいふしょく)が起きやすく、又、マルテンサイト系は脆く(もろく)なります。
ネジ山に粉塵等が付着したまま締結を行うと焼き付き等のトラブルを生じます。 ネジ部に付着した粉塵等を除去した上で締結するようにしてください。
「投げる」「落とす」などでネジ部に打痕が発生しトラブル発生率を高めてしまいます。
ボルトの疲労破壊、遅れ破壊についての知識もご理解した上でご使用するようにお願いします。
ボルト・ねじ・座金類は小さなお子様達から安全に隔離された場所に保管し怪我、誤飲等の事故が発生しないよう管理してください。
パッケージ開封時、商品の散乱・落下・紛失等にご注意ください。
商品パッケージを廃棄する際は環境に配慮した適切な処理を行うようにしてください。