製品の特長
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの改良版
スマートリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの改良版です。
重量が軽くなり、バッテリーの充放電回数を2000サイクルから4000サイクルと約2倍に延長させた、大容量のディープサイクルバッテリーです。
コンパクトで長寿命
同容量の鉛バッテリーと比べると、コンパクトかつ長寿命です。
正しく長期間ご利用いただくことで、1回あたりの充放電のコストを抑えることができ、コストパフォーマンスに優れています。
自動均等化
バッテリーセルを自動で均等化します。
並列接続
複数のバッテリーを並列で接続できます。※並列台数は4つ以下のご利用をお勧めいたします。
安全性
バッテリー管理システム(BMS)は、様々な保護機能が付いており、バッテリーの充電/放電を管理します。
高品質
ライフサイクルは4000回で、最大連続放電電流は100Aになります。
バッテリーの容量や電圧値などの情報を遠隔から確認
別売りのBT-2 BLUETOOTH モジュールを使用することで、バッテリーの容量や電圧値などの情報をスマートフォンのアプリ(DC HOMEアプリ)から遠隔で確認することができます。
横倒しの設置も可能
バッテリーを横に倒した状態での設置、およびご利用が可能です。
公称電圧: 12.8V |
公称容量:100Ah |
サイクル寿命 :100%DOD ≧4000サイクル |
通信ポート::RJ45 |
絶縁抵抗:500V DC、≥10mΩ |
充電電圧:10〜14.4V |
推奨充電電流:50A |
充電停止電圧:14.8V |
最大連続放電電流:100 A |
放電停止電圧:10V |
温度パラメータ操作温度範囲(60±25% R.H.)
充電:0°C〜55°C |
放電:-20°C〜60°C |
温度パラメータ保管温度範囲(60±25% R.H.)
寸法:289 x 172 x 187.5 mm |
端子サイズ:M8x1x20mm |
保護レベル:IP54 |
重量:11.8kg |
認証: UN38.3, MSDS, UL1642 |
接続方法:並列接続 |
相性の合わない充電器の使用は安全面からお勧めできません。
安心、安全にご使用頂くためにはメーカーの指定に基づきカスタマイズ設定、充電検証済のCX1250をご使用ください。
市販の充電器をした事に起因するバッテリーの劣化、膨張、爆発、火災、その他諸々の問題が発生した場合は保証の対象外となりますので、くれぐれもご注意ください。
詳しくは以下をご覧ください。
・事前にこちらのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの使用&保管時の注意点についてをよく読んでからご利用ください。
・リン酸鉄リチウムイオンバッテリー内部の保護回路BMSは、充放電1C仕様となります。ご使用の電化製品は、消費電力(サージ電力を含め)1Cの容量を超えないようにご注意ください。1Cはバッテリーの容量を指します。
100Ahのバッテリーであれば、1Cは100A×12.8V=1280Wとなります。BMSが破損した場合、修理はほぼ不可能です。またお客様の過失による故障の場合、保証対象外となりますので、予めご了承ください。
・該当商品は並列でのご利用が可能です。
ただし、バッテリーを並列に接続する前に、各バッテリーの電圧差を1V以内に充電調整してください。
並列にによりバッテリーの容量は、台数分の倍数になります。
大電流を流したい場合、バッテリーを並列にしてからご利用ください。1台分のバッテリーから流す電流は、必ず100A以下であることをお守りください。
・メーカーの推奨する充電設定ではない市販の充電器での充電は大変危険ですのでご注意ください。また保証対象外となりますので、予めご了承ください。
・直列での使用はできません。
・起動スイッチによりバッテリーを稼働モードと休眠モードに変更することが可能です。またバッテリーを並列した場合、稼働モードにするには1台のみの操作で問題ありません。休眠モードにする場合は、全てのバッテリーに操作を行う必要があります。
・スマートリン酸鉄リチウムイオンバッテリー専用モニターを利用しない場合、並列のバッテリー間に通信ケーブルの接続は不要です。
・電池電圧が0Vを示している場合は、電池管理システム(BMS)が作動します。互換性のあるLi充電器またはチャージコントローラーを使用し、復帰させてください。
・バッテリー端子をしっかりとお締めください。バッテリー端子が緩んでいると、端子が発熱してバッテリーにダメージを与える可能性があります。
・別売りのスマートリン酸鉄リチウムイオンバッテリー専用モニターとBT-2 BLUETOOTH モジュールは同時利用できません。