ANLヒューズを安全にお使いいただくために、ヒューズホルダーが必要です。
■特長
[ヒューズホルダー]
・安全性に優れた設計。
・端子固定ボルトの表面処理方法は、電気伝導性、低接触抵抗、放熱性に優れた金メッキ
・ヒューズの固定は14mmスパナでの締めタイプです。
・ANLヒューズ 35A〜250A(連続運転による)に対応。
・丸型圧着端子 R8-8、R14-8、R22-8、R38-8S、R60-8に対応。
・RoHS対応商品
※端子固定ボルト 8mm
※R60以上のサイズの端子をご使用の場合は上部ケースに入らない可能性が ありますので、上部ケースを外してご使用ください。
【対応インバーター 一覧表】
300A 定格ヒューズホルダーへの最大500Aヒューズ装着について
インバータのDC入力ケーブルへのヒューズは、主に機器内のショートやケーブル端子部のショート時に溶断して大容量のバッテリーの防爆の役目をしております。
インバータAC負荷の過大な電流には、インバータ内部の過負荷保護回路が主に働きます。
ヒューズの電流容量ですが、インバータの最大電力時の電流に対して安全係数を見ています。
3000W/12Vインバータ: 3000W ÷ 12V= 250A で、モーター負荷などの起動時の1/100秒以下のようなスパイク電流が2倍近くなりますのでヒューズは400〜500Aを選定しております。
ヒューズホルダー自身の最大許容電流は、300A連続運転です。
このようなことから、1/100秒程度の過大電流はヒューズホルダーに影響を与えませんのでこのような使用になっております。
更に、インバータ自身でも3000Wインバータでも内部温度上昇がありますので、定格の50%〜60%で3分以上の使用では過熱保護が働き、ACストップをしますので、実際には1500W〜1800Wの機器を連続使用するのが限界です。