ジャンク コールマン チェックバルブ ラージサイズ オールドスタイル リプロ P085 J0029

販売前のチェックエラー品です。ステムを閉めない状態でエアー漏れが私の感覚よりも大きいものです。漏れ具合は大小様々です。ステムを閉めればエアーが止まる可能性はありますが、ステムは付属しないので、貴殿お手元のステムの状態次第です。ジャンク品につき、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。

ジャンク復活のための玉入れ替え手術の手順を公開します。あくまで参考情報で、工具およびスキルが必要ため、復活保証はできませんので、予めご了承願います。また、電話口頭によるサポートもできないと思ってください。目の前に実物ないと伝わらないと思っています。





玉入れ替え手術の手順
エアー漏れの原因は、中の玉とエアーが抜ける穴との接触の精度が甘いためです。器用な方は挑戦してください。
0) 同じ大きさの玉(べリング)を用意します。大きなホームセンターなどで探します。私は東急ハンズで購入したことがあります。
1) 本体のお尻のカシメ部分を削り、玉を取り出します。
2) 綿棒に研磨剤を塗布して、綿棒の片方を切り落とし、ミニルーターに装着して、穴の中を磨きます。
3) 灯油などで本体をしっかり洗浄し、新しい玉を入れます。
4) 針金(短い棒のイメージ)でお尻の口を塞ぎ、瞬間接着剤で固定します。これは仮止めです。
5) 本体をランタンに装着して、ポンピングテストをします。針金が取れて奥底に落ちないようにやさしく装着してください。
6) OK(少々の漏れはありますが)であれば、再度本体を取り出し、本止めです。
7) 本止めは、お尻入り口をマイナスドライバーでカシメます。本体を固定して、穴に入らない横の長いマイナス部分をお尻の口に当て、軽く叩き、真鍮の凹みの出っ張りが出来れば完了です。この出っ張りが玉の飛び出しを止めます。2-3回までならカシメできます。
8) NG(漏れがひどいようなら)、2)へ戻ります。それでもだめなら、次へ。
9) 研磨剤では成形できないほど歪んでいると思うので、金属研磨で対応します。ビットに新しい玉を溶接します。玉が回転でブレないほど正確に溶接します(高スキル必要)
10) この正確な玉のビットを穴に押し当て、穴と密閉するようにして精度を高めます。そして、3)へ戻ります。
11) 9)をやっても直らないようなら、諦めてください。手順のどこかにエラーがあるか、この方法で成形できないほどの大きな歪みを持つ個体と判断してください。