コールマン 252 252A ジェネレーター ミリタリー NOS 新古品 G252
ミリタリー シングルマントルランタン用のジェネレーター、50-60年代のNOS(新古品)、未開封、米軍の払下げ品で現在生産は終了しています。本体はアルミ製、紙袋に入っており、先端と終端は未使用の証としてふさがれています(写真5枚目のマニュアルでも解説あり)。
対象はコールマン252 252A、サーモス(Thermos)、オートファブ(Auto-Fab)、アームストロング(Armstrong)、SMPの各社のミリタリーシングルランタンです。複数モデルある理由は、米政府が同型を各会社に生産させたためです。
【252系ミリタリーモデル所有者さまへ】
200Aなどの民生用モデルと比べて、メンテや維持が面倒な、デリケートなモデルです。200Aで簡単に出来たことが、252では煩雑で面倒なこともありますので、これに立ち向かうエネルギーが必要です。
(詳細説明は下の方にあり)
【返品対象外の事例】
解決方法を示しますので、お客様ご自身でご対応をお願いします。
1) オリフィス(ガソリンが出る穴)が詰まっていることがあり、点火できない
2) 形状相違によりスムーズな装着ができない
【勘違い防止】
1) エアーが勢いよく出ない
2) 点火中のマントルが赤っぽい
【参考情報】
2点
【返品対象外の事例】
1) オリフィス(ガソリンが出る穴)が詰まっていることがあり、点火できない
新古品(NOS)のため、ガスチップの内側に当時塗布したオイルがニス化(半固体)となり、オリフィスが詰まっていることがあります。もちろん、このままだとガソリンが出ず点火しません。このような場合は、写真6枚目のクリーニング針で掃除してください。このジェネレーターは内部にクリーニングニードルを持たない原始的な構造をしており、定期的にオリフィスを掃除する必要があります。尚、写真の針は販売中の当店品番Q007ではありません。またオリフィス径に合った針を使わないと径が大きくなり、燃焼不良を起こす場合がありますのでご注意願いします。例:裁縫用針は絶対NG、200Aのニードル針も若干大きくNGです。
特典として購入者様に限り、市販のクリーニング針の購入情報をご提供致しますので注文時お知らせください。252専用の針はありますが、入手困難で常備はしておりません。
2) 形状相違によりスムーズな装着ができない
写真7枚目より、お客様から情報提供があり、一考の末、手曲げ対応して頂きました。
当店販売のジェネとお客様65年製252Aの元ジェネの形状が異なり、当店販売品の長さが短く、最初は装着できませんでした。しかしながら、このジェネは1種類しかなく、たぶんまっすぐに伸ばせば長さは同じで、曲がり方が違うだけだと思います。製造期間40年を超える252系ランタンの中で、今回の確認事例は65年製の1件だけですが、もし形状相違なら、手曲げでご対応をお願いしたく、よろしくお願い致します。
【勘違い防止:不良品ではありません】
1) エアーが勢いよく出ない
ポンピング+ダイヤル開けでエアー噴出の確認をしますが、このモデルは200Aのような勢いでエアーは出ません。詰まりと勘違いしないでください。軍仕様のため燃費の消費を極力抑えているからです。
2) 点火中のマントルが赤っぽい
たとえテスト点火でもホヤは装着してください。ホヤには煙突効果をもたらす役目もあり、エアーの流入・排出量が変わるからです。ホヤなしはエアー過少(酸欠状態)となり、マントルが赤っぽくなります。ミリタリーシングルマントルモデルは軍仕様によるギリギリ設計のため、こんなことでも影響を受けます。
【参考情報】
1) ジェネレーターのメンテナンス
最後の写真より、タンク貼付のシール説明書きより、このジェネレーターの寿命時間とガスチップの掃除間隔を示します。
1. ジェネレーターは100-200時間で寿命です。
2. 50-55時間おきにレンチにある専用の”針”で、ガスチップ(のオリフィス)を掃除してください(針は本来と異なる使い方はしないでください)。補足:購入者様に限り、市販のクリーニング針の購入情報をご提供します。
2) 爆音防止
ランタンの爆音を和らげるため+から焼直後のマントル破損保護のため、200A用のバーナーキャップ(当店品番:P050)を使われる方がいます。このモデルは、バーナーキャップのスクリーンがないシングルマントル仕様のため、混合気が勢いよく出てきますので、爆音とマントル破損に悩んでいるオーナー様が多いと聞きます。