がまかつ がま鮎 競技GTI 2 引抜急瀬H9.0m

更なる性能の追求で進化した競技系万能ロッド


【引抜急瀬 H】
大鮎や瀬での釣りをメインに想定したシリーズの中で最もパワーのあるモデル。引抜急瀬よりもワンランクパワーが強く、より胴調子に仕上げているため、きつい流れや大型の鮎でも余裕を持ったやりとりができます。パワーを持たせていますが、競技系の血統を受け継いでいるので、瀬釣りでの操作性と感度にも優れ、手返しが重要な盛期の瀬での入れ掛かりやシーズン後半の大鮎狙いに最適です。



全長・・・9.0m
継数・・・8本
仕舞・・・138.8cm
自重・・・268g
先径・・・1.0mm
元径・・・24.7mm
適合オモリ・・・0〜10号
適合水中糸・・・ナイロン・フロロ0.3〜1号 メタル・複合ライン0.08〜0.3号
カーボン含有率・・・99.9%

標準穂先:テクノチタントップ(パワータイプ)
高弾性高強度のTORAYCA(R)M40Xカーボンを採用し、シリーズを通して竿先を軽量化したことで、競技系ロッドに求められる大事な要素の1つである操作性が抜群の仕上がりとなっています。
また、標準装備で各調子に最適な「硬中硬には繊細タイプ」、「早瀬には万能タイプ」、「急瀬にはパワータイプ」のチタン穂先を採用することで、研ぎ澄まされた感度で水面下の状況を的確に知ることが出来ます。
3タイプの調子をラインナップしており、それぞれの調子に合わせた最適な竿の張りと粘りのバランスで、様々な状況に高次元でしっかりと対応できる競技系ロッドです。
ワンランク上のサイズや流れを釣るのに最適な一本

「引抜急瀬H90は、引抜急瀬90よりも先がちょっと硬いんです。先っていうのは1番2番3番なんですが、そうすることで大きなオモリと大きなオトリを付けたときの操作性がよくなっています。先が軟らかいと、ある程度曲がってからオトリが動き出すので、無理矢理操作しないとついてこないときがありますよね。先が硬いと曲がり込まずに、そのままオトリがイヤイヤすることなく、ポイントまでスムーズに引き込むことができるんです」
絞り込まれた瀬の流心など流れが強い場所なら、その強みはなおさら感じられる。さらに深い瀬で重いオモリを使うときにも先が曲がり込まない引抜急瀬H90はダイレクト感のあるオトリ操作が可能だ。
「先が硬いということは、魚を掛けたときに早く胴に乗ってくるんですね。底で掛けた魚を抜き上げるところまで浮かせてくるのが早かったり、寄せて取り込むときも、相手の力に負けずに釣り人の手腕でもってこられる。先が軟らかい竿は引き寄せで取り込むときも、鮎を目の前に寄せてきた最後に、不意に出ていかれたりしてランディングがビシッと決まらないことがあるんですが、引抜急瀬H90なら竿を絞って我慢しているだけで、竿が魚を寄せてくるので、あとはラインを手でつかまえられる。最後のランディングもすごく楽ですね。」
大きなオトリやオモリ負荷に負けないトルクがある、強さがある。だからといって操作性が悪いわけじゃない。引抜急瀬90よりもワンランク上のサイズ、ワンランク上の流れを釣るのに最適な引抜急瀬H90で瀬の釣りはさらに楽しくなるはずだ。