お屠蘇セット 屠蘇器 漆器 本漆 茜朱 ミニ屠蘇器

優雅な古典美と深い味わいがある日本の伝統工芸品「越前漆器」のお屠蘇セット。
お正月の祝い酒として欠かせないお屠蘇(おとそ)用の盃、銚子、屠蘇台のセットです。
高級料亭、日本料理店などで使用されている業務用、漆遊館・澤田与三八堂の漆器。

お正月に無病長寿を願って飲まれるお屠蘇(おとそ)は、元旦に屠蘇器と三つ重ねの盃を使い、年少者から年長者へ順に飲むのが 伝統的な作法です。

お屠蘇とは一年間の邪気を払い長寿を願って正月に呑む縁起物のお酒です。
現代のお正月では日本酒がそのまま使われることが多いですが、本来、お屠蘇とは酒やみりんで生薬を浸け込んだ一種の薬草酒のことで、唐の時代の中国より伝えられ、平安時代の貴族の正月行事に使われていたそうです。
江戸時代には一般庶民の口にも入るようになるまで広まり、現代に受け継がれています。

 本漆 茜朱 ミニ屠蘇器
 
越前漆器 盃、銚子、屠蘇台の屠蘇器セット
 
素地:木製、盃-木合、銚子-ABS樹脂
表面塗装:漆塗り
 
 

<越前漆器について>

越前漆器は、福井県鯖江市で生産される日本が誇る伝統工芸品です。
漆製品は中国の浙工省の遺跡の物が世界最古とされてきましたが、近年の調査で北海道垣の島遺跡から出土した装飾品は、更に2千年以上前と判明しました。漆を税として納めていた国名として905年の記録に越前の国があり、日本人の生活の中で庶民の用の美から、神社、仏閣、宮廷の優雅な美まで、多くの匠により受け継がれ1500年以上の歴史があります。