この商品について |
軍人に始まり、警察官や郵便局員など、制服を着て働く公務員用の靴をアメリカではサービスシューズと呼びます。ポストマン・オックスフォード#101は、こうしたサービスシューズとして1954年に発売されました。発売時は「ポリスマン、ポストマンまたステーションオフィサー(駅員)用の靴」とされていましたが、USPS(米国の郵便局)に採用され、全米の郵便配達員が履くようになり「ポストマン・シューズ」の愛称で呼ばれるようになりました。 この靴が郵便配達員に支持されたのは、デザインと機能性を高いレベルで兼ね備えていたからです。制服に合うフォーマルなシェイプ、品のある光沢を持ち雨にも強いレザー、長い距離を歩いても疲れにくい靴底などの組み合わせです。特に、クッション性に富む柔らかいラバー製の厚いソールを、スマートな黒い靴に採用したのは画期的でした。このソールは、従来のカカトを別にとりつけるタイプのソールに比べて衝撃をはるかに良く吸収し、足への負担を軽減できたので、郵便物がぎっしりと詰まった重いバッグを肩にかけて毎日長い距離を歩くポストマンが待ち望んでいた靴だったのです。 このデザインと機能性の両立は、現代のユーザーにも魅力であり続けています。ビジネスライクな服装にも、ドレスダウンしたカジュアルなスタイルにも応用でき、街中をアクティブに歩きまわっても疲れにくいシューズとして、活躍の場が広い靴です。だからこそ、発売から約70年経った今でも変わることなく愛され続けているのです |
アッパー |
LEATHER Black "Chaparral" |
底材 |
Black Cushion Crepe |
インソール |
レザー |
製法 |
グッドイヤーレザーウェルト |
ウィズ(ワイズ・足囲) |
D |
サイズ |
US6.0【24.0cm】〜US10.0【28.0cm】 |
製造国 |
Made in USA |
大きさ・重さの参考値(実測) |
25.5cmで計測 最大全長:約29.0cm 最大幅 :約11.0cm 中 敷 :全長約26.5cm |
※天然皮革の特徴をご了承ください |
牛や馬、豚等の動物の皮に「なめし」などの工程を加えたものが天然皮革(本革)です。 動物には、個体差が必ずあり、原料となる皮が天然のため、同じ種類の動物から、血スジ(血管の痕)やシワ、傷、虫刺され痕に至るまで、個体で全てが異なり、一見すると傷や皺や色ムラに見える革も、不良品ではなく“天然皮革の趣”として捉えられています。 本革の靴も同様に、一つ一つ“趣”が異なりますので、予め天然皮革の特徴としてご理解ください。 また、一枚の皮から製造できる数量が限られますので、同じ商品でもサイズ別に多少の濃淡(染具合いが異なる)場合がございます。 |
発送前の取り組みと在庫について |
実店舗でも展示・販売しているため、稀に履きジワや多少の汚れ等がある場合がございますが、ご注文いただきました商品につきましては、全商品に対して可能な限りのメンテナンスをいたしまして発送いたします。 また、検品をなるべく厳にしているため、新品でも商品に不具合がある在庫が発見される場合がございます。その場合、メーカー取り寄せによる後日出荷、またはメーカー欠品の場合には、お届けできない場合がございますので、予めご了承ください。 また、自動在庫変動システムの都合上、在庫更新の遅れにより、売り切れている場合がございます。 ※パソコンの環境によっては写真の色味が実際の商品と少し異なる場合がございます。※予告なく、メーカーの仕様変更がある場合もございます。 あらかじめ、ご了承ください。 |