信州 創業百十余年の味噌蔵 「丸正醸造」
「味噌」と言えば、「信州みそ」を思い浮かべる方も多いくらい、有名な信州みそ。
現在はオートメーション化された工場で作られることが多い味噌ですが、できる限り昔ながらの製法で、手間を惜しまず味噌造りにいそしんでいるメーカーさんのひとつが、丸正醸造さんです。
信州・松本は城下町。
冬の寒さ厳しい松本の地で、明治28年より一貫して天然醸造、信州古式製法にこだわり、味噌・醤油を造っています。
やさしい甘みの生みそ
無添加蔵醸し生みそは、樽から出したお味噌をそのまま生詰めしています。
通常お味噌は、そのままの状態だと発酵が進んでしまうため、加熱したり、アルコールを添加することで発酵を止めています。
状態を維持できるので大変便利なのですが、どうしても味が落ちたり、香りが飛んでしまいがち。
しかしこのお味噌は、樽から出したそのままの味や香りを楽しんでいただくため、あえて加熱も、アルコールも入れておりません。
※そのため、発酵が進み袋が膨らむことがありますが無害です。
封を開けると、まるで味噌樽を目の前にしているかのようにお味噌の香りが漂います。
原料は、国産大豆・国産米・鳴門のお塩と全て国産。
そして天然醸造。
大豆と米こうじを1:1で仕込んだ10割こうじ。
米こうじの量が多めのため、ほんのり甘めです。
このやさしい甘さに、なとりすスタッフは虜になりました。
お味噌汁はもちろん、そのまま野菜スティックにつけて食べるのもおすすめです。