当社製品でカーボン状をエンボス柄であしらったパターグリップがありますが、「これをドライバーやアイアン用に作れないか」と、いうところからG-Rexの開発がスタートしました。
しかしパターグリップの様に角のある形状とは違い、ドライバー・アイアンのグリップはテーパーになっているため、らせん状にすると手元側から先端にかけてどんどん細くなり、重なる部分ができてしまい、
綺麗にらせん状へ配列するためには100分の1ミリ単位での調整が必要でした。
STMでは3年の月日をかけ、コンマ5ミリの深さでカーボン状のエンボス柄をらせん状にて編み込み、
さらに繊維を100分の1ミリ単位で合わせる事に成功し、テーパー状の問題を技術力で解決しました。
合計9,568本のカーボンエンボスを360度同じパターンで配列し、つなぎ目が無いため全方位への滑りに強いグリップとなっています。完成まで3年をかけたSTM渾身のグリップを是非体感してください!
*テーパー・・・先に向かって細くなること