モクズガニだしの素 山形県庄内産 川蟹 鍋 スープ エキス 味噌汁 郷土 グルメ (500g×1個)

1袋で約7〜8人分のスープやみそ汁ができます。山形県最上川で獲れる天然活モクズガニを丸ごと使用し旨味がぎゅっと入っただし汁。 身もミソも入ってコクがあり風味が違います。生きているカニの調理が苦手という人も手軽に高級食材の味を出すことができます。生のモクズガニをすりつぶしてこした無添加・無着色。味付けもされていないので風味を生かしてお好みで調理していただけます。そのまま鍋に入れて簡単に使うことができます。甲羅を外しミキサーで細かく砕いて濾しました。殻や不純物を取り除きなめらかになるまで5〜6回濾しています。加熱済み 開封前常温保存 <栄養成分標示(100gあたり)> エネルギー59.0kcal たんぱく質13.9g 脂質0.4g 炭水化物2.1mg 食塩相当量0.24g <使用上の注意> 使用原料にともなうアレルギー体質の方はご注意ください。開封前は直射日光、高温多湿を避けて常温で保存してください。開封後はガラスなどの容器に移し替えて冷蔵庫に保管し、2〜3日でお使いください。


モクズガニが住む 最上川
一つの県を流域とする河川としては日本国内最長の川です。
日本三大急流の一つである最上川は山形県の母なる川と言われ山形県米沢市と福島県北塩原村の境にある西吾妻山に源があり、幾つもの渓流を合わせながら、置賜、村山、最上、庄内の地域を流れ酒田から日本海へ注ぎます。
多くの支流が最上川に注ぎ、汚れを希釈、目まぐるしく変化する地形により流れが狭く急なところでは泡立つことで酸素が補給され、水生生物や微生物の働きが活発になり浄化が進みます。
モクズガニにとっても良い生育環境といえます。



最上川が流れる山形県庄内町
霊峰月山の頂上から雄大な庄内平野を有する町で、米どころ庄内平野の真ん中に位置する地域です。
秋には黄金色の穂が実った景色が広がります。

庄内町にある大きな堰 北楯大堰(きただておおぜき)



人々の暮らしを支える北楯大堰もモクズガニにとって大きな恩恵である

月山方面から流れ来る清流立谷沢川が最上川に合流する地域で、昔から川の流れを農業に生かしてきました。
北楯大堰ほか灌漑用水も整備される一方で農家は農作業のかたわら、川の漁などの恩恵で暮らしてきました。



モクズガニ漁の大ベテラン若松さんがとるモクズガニ

若松さんは庄内町の大きな農家さん。そして、モクズガニ漁歴55年の大ベテラン。
最上川でカニがとれはじる秋、農作業がひと段落する頃に自分でこしらえた網をしかけに行く。
漁業権を持ち、モクズガニのいるポイントを熟知。
漁は9月10日頃から11月ごろまで続き、1〜2晩置いた網にはびっしりモクズカニがかかる。
モクズガニは川の流れの深みに隠れていて、若い頃には舟で深いところまで行き、漁をしていたこともあった。
今は定置網のみ。餌は魚のアラなど。
最近は藪が覆い繁る川岸からモクズガニがたくさんいるポイントまでたどり着くのに苦労することが多いそう。
網は流されたり、カニに切られたりと常に補修が必要だそう。



綺麗な水にしか生息しない貴重な生物

庄内地域では主に最上川・月光川・日向川などの綺麗な水質の川岸の下流にモクズガニが穴を掘ってすみ、昔は手で簡単に獲れたそうです。
今も県内で漁が行われますが、収量が少なく輸送も難しいので売り場はあまり出回らない貴重な川ガニとなっています。



捕らえたモクズガニの砂を吐かせる生簀

庄内町の米を育てる清らかな農業用水の水路に許可をもらって生簀を手作りで設置しています。
冷たく美しい流れの中にしばらくおいて砂を吐かせます。その中で土地の農産物をカニに与えます。
すいか、メロン、かぼちゃなどはカニもよく食べ、身に甘味とコクが出ます。
雨が降らず水路の水が減ったりするとカニが死んでしまうので
地下水をポンプで汲み上げて流したりと生きたモクズガニを保つためには苦労が絶えない。

アレンジレシピもいろいろ




カニクリームパスタ



味噌汁



かき玉汁