ドライフライ型ルースニングマーカー
水面も水中も同時に探れてどちらに魚が反応してもヒットするツーウェイ釣法
ドライかニンフか迷った時のパイロットシステムとしても活躍します。
#10, #12, #14
国産バーブレスフック 2個セット
皆さんは特に春先などのフライフィッシングにおいて、ライズも全くない中で魚が水面を意識しているのか、水中を意識しているのか分からなく、ドライフライを結ぼうか、またはニンフを結ぼうか迷うことありませんか?
そんな時、水面も水中も同時に狙えるフライがあればと思い、このドライフライマーカーを開発しました。
このドライフライマーカーの一番の利点は、水面と水中を同時に狙えるという点です。
本製品(マーカー)自体はオレンジのポスト部分が水面に浮きボディは水面直下にぶら下がるような姿勢になります。
下のフライは水中を漂います。
これにより、水面と水中のどちらに魚がバイトしてきても、両方でフッキングが可能になります。
ティペットへの結び方ですが、通常のドライフライとまったく同じ。
アイがついておりますのでこちらに結んでください。
テールにはナイロン製のリングがついていますので、こちらにティペットを結びます。
ティペットの先には水中のフライ(ニンフなど)を結び付けていただきます。
次にこのドライフライマーカーの利点を3つ、解説させていただきます。
このように下のリードフライに引っ張られる形になるので、ドライフライマーカーも半沈み状態になります。
完全に水面に浮くドライフライと比べると、水面を滑ってしまうようなドラグはかかりにくく、無意識にナチュラルドリフトになりやすくなります。
※但し、まったくドラグを意識しなくていいとか、メンディングをまったくしなくていい訳ではないので、あくまでドライフライを比べるとドラグがかかりずらくなる程度にお考え下さい。
ドラグがかかりにくいというのはドライフライの釣りにとって非常に重要な要素です!!
マーカー部は、軽く直径8mmの大きいウレタンフォームを採用しておりますので、
状況問わず非常に可視性の高いマーカーです。
浮力はかなり高いので、大き目のタングステンビーズを付けたフライでも充分に浮きます。
※この写真では、3.3mmのタングステンビーズをつけておりますが充分に浮いております。
ただし、3.8mm以上など非常に大きなビーズに関しては、流れなどにもよりますが徐々に沈んでいってしまいますのでご注意ください。
キャスティングは一般的なルースニングと同じです。
ドライフライのようにループを作って投げるとラインが絡みやすいので、できるだけ一度のキャストで振り切るように投げるようにしましょう。
キャスト位置は、魚のいるであろうポイントの少し上流にマーカーを落とすか、巻きを狙うのであればピンポイントで巻きに落としてしまうかです。
この動画の前半のヒットシーンは、下側のニンフに出てます。
マーカーが綺麗に沈みましたね。
後半のヒットシーンは上側フライ(ドライフライマーカー)に出ました。
このドライフライマーカーに出るパターンは、ボディが完全に沈んでいるためか、水面を割るような激しいバイトではなくて、水面直下に食いつくような大人しめのバイトが多いです。
というように、水面も水中も同時に狙うことができる革命的ルースニングマーカー「ドライフライマーカー」の紹介でした!