落語名作選集 八代目 橘家圓蔵


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NHKで放送された落語の名作を紹介するシリーズ。人気の高い噺家達の演目を収録する。

八代目 橘家圓蔵の収録演目は「死神」〜「火焔太鼓」のリレー落語。無関係な二席の噺を圓蔵一人でつなげて語ってゆく趣向をぜひご覧ください。

【収録内容】
『死神』〜『火焔太鼓』(リレー落語)
普通のリレー落語は、長篇の噺を二人以上の演者が交代してリレーしてゆくもの。
今回の圓蔵版「リレー落語」の演者はただ一人、つまり無関係な二席の噺を圓蔵一人でつなげて語ってゆく趣向。
「死神」と「火焔太鼓」をどうつなげるか、そのマジックはご覧になってのお楽しみ。

■『死神』
金がなくて女房に家を追い出された男、思い余って首を吊ろうとすると、死神が現れ、行者(拝み屋)になれと勧める。

■『火焔太鼓』
 商売下手な甚兵衛が古道具市で安く仕入れた汚い太鼓が、ひょんなことからお殿様お買い上げとなり、大金が舞い込む。
(1990年4月19日放送)

【プロフィール】
1934年、東京都生まれ。
1953年、四代目月の家圓鏡(後に七代目橘家圓蔵)に入門し、竹蔵。桂文楽の内弟子をつとめる。
1955年、升蔵で二ツ目、
1965年、真打に昇進し、五代目月の家圓鏡を襲名。
1982年、八代目橘家圓蔵を襲名。
四天王の一人として圓鏡の時代からテレビ、CM等で活躍、爆笑を誘う芸風でお茶の間の人気者となった。