天然種だからうまさが違う!! 「雪国育ちの自然薯」 自然薯は純粋日本原産種です。 米よりも早く日本人の食べ物になったと言われる自然薯ですが、 これまでは栽培が難しいために生産量は少なく、なかなか手に入らなかった貴重品でした。 一般に出回っているヤマイモは、中国など外国を原産地とするもので 日本原産の自然薯とは全く種類が異なります。 「自然薯」は漢方名で、昔から色々な効用が説かれてきました。 その効用は江戸時代の書物「和歌食物本草」に「とろろ汁折々すこし食すれば脾臓のくすり、気虚を補ふ」とうたわれています。 糖尿病の治療薬である八味地黄丸にも配合され、血糖値をコントロールする働きがあるといわれています。 「雪国育ちの自然薯」は、2m程の積雪の土の中で熟成するため、とても甘くコクのある味になります。 畑も半年雪の下で休ませるので、地力を蓄えています。 土作りをしっかりと行うことで、安全・安心でとても粘りが強いおいしい自然薯になります。 また、おいしい自然薯を通年で供給できるように春から夏にかけて雪室で高湿度かつ低温2℃の一定温度に保たれた中で保存し、より熟成が進んだ自然薯を楽しんでいただけます。
◆自然薯の料理法 自然薯は皮をむかずに食べるのが風味を活かすコツです。 自然薯の細いヒゲ根は、ガスの火であぶり焼きし、たわしで洗いふきんで水気を拭き取ります。 おろす時は、すり鉢でおろすとキメの細かい粘りの強いとろろ汁ができます。 自然薯には、土の香りが入り交ざった特有の風味があります。 自然薯をすりおろした時に変色することがありますが、この部分は濃くアクが強いためで、 味や品質に変わりはありませんので安心してお召し上がりください。
◆美味しい食べ方
【千切り自然薯】 細めの千切りのスライサーを使っておろすと簡単です。醤油・ワサビなどをつけてどうぞ。 【自然薯の山かけ】 ダシ汁などでのばした自然薯を、まぐろのブツ切りにかけた山かけは酒の肴に最高です。 【自然薯とろろそば】 すり鉢にダシ汁50ccを入れ、だし汁の中で自然薯をすり鉢の目にあて25gほどすりおろすと簡単にとろろ汁ができます。 このとろろ汁をそばつゆに少しずつ入れそばを食べます。 温かいかけそばは上にかけていただきます。 【自然薯のふわとろサンドお好み焼き】 お好きな具材で作ったお好み焼きの生地を薄めに焼きます。 その上にすりおろした自然薯をのせ、その自然薯の上にまた生地を流し、薄切りの豚バラ肉をならべて裏返します。 表面がカリッと焼けたら、ソース・かつお節などをかけてどうぞ。 最初から生地に自然薯を混ぜても結構です。
【田舎風とろろ汁】 すり鉢に、ダシ汁で作った濃いめのみそ汁を適量入れ、そのみそ汁の中で自然薯をすり鉢の目にあてすりおろすと簡単にとろろ汁ができます。それをご飯(麦飯)にかけてどうぞ。
【自然薯すいとんのあったか鍋】 すりおろした自然薯をスプーンなどですくい、お好みの鍋物に入れます。(片栗粉を少量混ぜてもよい)また、ダシ汁や卵を入れてのばした自然薯を、すき焼きや鍋物のつけダレにするのもオススメです。
【自然薯の磯辺揚げ】 すりおろした自然薯を海苔ではさむように包み、油で軽く揚げます。塩やしょう油をつけてどうぞ。
【揚げだし自然薯】 あらかじめだし汁を作っておきます。すりおろした自然薯を適当な大きさにして油であげます。 だし汁をかけたら、大根おろしや海苔などお好みの薬味をそえてどうぞ。(さっと揚げてください) |