【送料無料】[本/雑誌]/地中海世界の歴史 8 (講談社選書メチエ)/本村凌二/著

本村凌二/著/地中海世界の歴史 8 (講談社選書メチエ)、メディア:BOOK、発売日:2025/12、重量:340g、商品コード:NEOBK-3166980、JANコード/ISBNコード:9784065420256
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発売日
2025/12
商品説明
半世紀の間に七〇人の皇帝が乱立した「三世紀の危機」を、四帝の分割統治で乗り切ったディオクレティアヌス帝。続くコンスタンティヌス一世はキリスト教を公認し、新都コンスタンティノポリスを築いて威信を示すが、異民族の侵入に悩むローマは三九五年、ついに東西に分裂した。世界帝国の滅亡は、「文明の衰退」を意味するのか。一神教に世界が覆われたとき、人間の心も変容していた。四〇〇〇年の文明が残した人類の桎梏とは。全八巻完結。
収録内容
  1. 第一章 「危機の世紀」と歴史の宿命(軍人皇帝乱立の半世紀
  2. 内憂外患と暴落する威光
  3. 贅沢と軟弱の心性史
  4. 古代社会の法と自由)
  5. 第二章 大帝と背教者の皮肉(変革の統率者、ディオクレティアヌス
  6. コンスタンティヌスとキリスト教
  7. 帝国の混迷と東西分割―ユリアヌスとテオドシウス
  8. キリスト教会の成功と堕落)
  9. 第三章 蛮族に震える永遠の都(偉大な教父が見た「ローマ略奪」
  10. アッティラの執念と帝国の東西
  11. ゲルマン人への恐怖と讃嘆
  12. 聖者伝にみる民衆の憧れ)
  13. 第四章 新たな世界への没落(地中海の神々と大自然
  14. ユスティニアヌスのローマ復興
  15. 属州再編と帝国の衰退
  16. 衰亡史の三つの論点―経済・軍事・文明
  17. 古代末期への新しいまなざし)
  18. 終章 地中海文明と、その後の世界