[本/雑誌]/小栗上野介抹殺と消された「徳川近代」 幕臣官僚がデザインしたもう一つの維新 (小学館文庫)/原田伊織/著
原田伊織/著/小栗上野介抹殺と消された「徳川近代」 幕臣官僚がデザインしたもう一つの維新 (小学館文庫)、メディア:BOOK、発売日:2023/12、重量:181g、商品コード:NEOBK-2927584、JANコード/ISBNコード:9784094073164
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関連人物・出版社 |
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発売日 |
2023/12 |
商品説明 |
元号が明治に改元される5か月前、幕臣小栗上野介が新政府軍に斬首された。後に大隈重信によって「明治政府の近代化政策は、小栗の模倣に過ぎない」とまで称された逸材である。万延元(1860)年、幕府遣米使節の目付としてアメリカを訪れた小栗は、工業化、近代化が高度に発展した大国の姿を目の当たりにし、工場で手にした一本のネジとともに帰国。日本の近代化に着手する。横須賀に製鉄所、築地に本格的なホテルを建造し、さらには近代的な陸軍創設にも関与した小栗の歩みを辿ることで、幕臣が手がけた「徳川による近代化」の全貌をひもとく。 |
収録内容 |
- 序章 徳川近代という時代の存在
- 第1章 咸臨丸と小野友五郎(太平洋を横断した咸臨丸のウソ八百
- 無能を露呈した「海軍の祖」勝海舟
- 木村摂津守喜毅の覚悟
- 司馬遼太郎氏の麗しい誤認
- 咸臨丸の主役小野友五郎
- テクノクラートとしての生涯)
- 第2章 自由貿易推進派岩瀬忠震の奮闘(旗本養子と部屋住み大名
- 阿部正弘による抜擢
- 堂々たる初めての日米交渉
- 日米修好通商条約は不平等条約か?
- 無知蒙味、正気の沙汰とは思われず
- 条約調印、大老井伊直弼の凄み)
- 第3章 徳川近代の柱・小栗上野介忠順(岩瀬忠震から小栗忠順へ、大老井伊直弼の覚悟
- “ボンクラ使節団”の目付として
- 造船所から始まった近代国家への道
- 大老井伊直弼の密命
- 誰が小栗を殺した!?)
- 第4章 徳川近代の群像〜奮戦、幕府歩兵隊〜(歩兵と小銃
- 江戸脱出、流浪の伝習隊北へ)
- あとがきに代えて 今こそ学ぶべき「江戸」という価値観
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