【送料無料】[本/雑誌]/いくつもの砂漠、いくつもの夜 災厄の時代の喪と批評/鵜飼哲/〔著〕

鵜飼哲/〔著〕/いくつもの砂漠、いくつもの夜 災厄の時代の喪と批評、メディア:BOOK、発売日:2023/05、重量:470g、商品コード:NEOBK-2858603、JANコード/ISBNコード:9784622096108
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関連人物・出版社
鵜飼哲
発売日
2023/05
商品説明
戦争、地震、原発事故、疫病、そして差別と抗争。この時代に死者を悼みつつ生き続け、新たな旅へと誘う哲学・文学・芸術とは?未知の世界への他者からの招待、その歓待に応答を試みる「魂」の冒険。友愛に満ちた21世紀論考集成。
収録内容
  1. 解体と発明―哀悼の言説をめぐって
  2. 旅のさとり―季村敏夫特集『日々の、すみか』
  3. “彼”の声を聞く、“私”のなかで―港道隆さんの仕事
  4. 終わりなき響き―ジャン=リュック・ナンシーのために
  5. 死を撮ること、見せること―西井一夫の“ゼロ年”
  6. 魂の造形家―津田新吾さん
  7. 家族のいくつもの終焉=目的
  8. 深淵に置かれたオリエント
  9. 殺生をまなざす―深沢七郎『笛吹川』
  10. 真理の二つの顔、あるいは敗者たちの詩人―ジャン=リュック・ゴダールのために
  11. 名を駆け抜けたもの
  12. いくつもの砂漠、いくつもの夜
  13. 偶然の飛沫―ジャン・ジュネ『イビスへの手紙』『判決』刊行に寄せて
  14. 神の肛門―あるいはピエール・ギュイヨタの流儀で“歴史”に触れること
  15. “出会う”とはどのようなことか、とりわけまず、李禹煥に?
  16. カリグラフィと歴史―アブデルケビール・ハティビの仕事
  17. イスラームと精神分析―ジョアン・コプチェクの発表に触れて
  18. 反時代的イスラーム―ハーシム・フォーダのために
  19. 「道おしへ」のポエティック―吉増剛造の下降する言葉
  20. ハリネズミの白―翻訳から詩が生まれるとき
  21. ベケットの「短い夢」
  22. 「災間期」の言葉の分解と官能―赤坂憲雄・藤原辰史『言葉をもみほぐす』
  23. 類比は理ならず―エティアンブルからスピヴァクへ、東アジアの複数の越境を経由して
  24. 詩の贈与
  25. 金時鐘さんがみつめてきたもの
  26. 夢と自由と―金石範『火山島』韓国語版完成を讃えて
  27. 二つの「呪縛」をつなぐもの
  28. もうひとつのリミット―福山知佐子画集『花裂ける、廃絵逆めぐり』
  29. 現れざる言葉、あるいはオマージュへのオマージュ―福山知佐子『反絵、触れる、けだもののフラボン』に寄せて
  30. 母の魂の襞へ―伊藤二子さんの世界
  31. 母の色「黒」が始源/造形が始まるとき―伊藤二子展に寄せて
  32. 八戸、私の愛―伊藤二子、豊島重之のために