[本/雑誌]/江戸の花道 西鶴・芭蕉・近松と読む軍記物語/佐谷眞木人/著

佐谷眞木人/著/江戸の花道 西鶴・芭蕉・近松と読む軍記物語、メディア:BOOK、発売日:2023/04、重量:450g、商品コード:NEOBK-2847077、JANコード/ISBNコード:9784766428902
※ご注文前に以下必ずご確認ください※

※メール便不可商品



書籍商品の購入に関するご注意

関連人物・出版社
発売日
2023/04
商品説明
『平家物語』『太平記』『曾我物語』『義経記』といった軍記物語類は、浄瑠璃や歌舞伎といった演劇のみならず、浮世草子から読本に至る小説などにも多大な影響を与えている。本書では、西鶴・芭蕉・近松の諸作品から幕末の河竹黙阿弥の歌舞伎に至るまで、その特徴的な作品を幅広く取り上げてその影響を詳細に検討し、江戸文芸の「花道」にあらわれた近世の世界認識を提示する。
収録内容
  1. 第1章 西鶴の義理批判―『武家義理物語』と幸若舞曲『満仲』
  2. 第2章 芭蕉の名所革命―『おくのほそ道』と『平家物語』『義経記』
  3. 第3章 松尾芭蕉と木曾義仲―『おくのほそ道』と『平家物語』
  4. 第4章 近松浄瑠璃と『平家物語』―『佐々木大鑑』を視座として
  5. 第5章 『義経千本桜』と『平家物語評判秘伝抄』
  6. 第6章 新田義貞の兜は何を意味しているのか―『仮名手本忠臣蔵』と『太平記』
  7. 第7章 反転する敵討―鶴屋南北と『東海道四谷怪談』
  8. 第8章 生命と貨幣―『三人吉三廓初買』と『曾我物語』
  9. 第9章 和歌から物語へ―「浅茅が宿」と『兼好法師集』
  10. 第10章 『平家物語』伝承の近世と近代―『小敦盛』をめぐって