[本/雑誌]/[オーディオブックCD] 上方落語『東の旅』通し口演 伊勢参宮神賑 上巻/桂文我(CD)

桂文我/[オーディオブックCD] 上方落語『東の旅』通し口演 伊勢参宮神賑 上巻、メディア:BOOK、発売日:2021/01、重量:190g、商品コード:NEOBK-2638132、JANコード/ISBNコード:9784775988145
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関連人物・出版社
桂文我
発売日
2021/01
商品説明
『伊勢参宮神賑』全編 口演:喜六と清八というウマの合う二人の若者が大坂から奈良を通り伊勢神宮に参拝し、鈴鹿峠を越えて近江・京都をまわり大坂へ戻るまでの道中を描く。『伊勢参宮神賑』は旅の道すがらで起こるそれぞれが独立した噺の総称で、全編を通して口演されることは約百年以上なかった。時代を追うごとに演じられなくなり消滅してしまった噺もあるため、全体の三分の二ほどしか残っておらず、伊勢参りネタにもかかわらず伊勢神宮に参拝する場面が欠落していた。それを落語に関する資料・文献の収集家としても知られる著者が綿密なリサーチのうえ復元し、一部創作を加えて全二十二席によみがえらせた。 ※本CDでは前半部分十二席 上方落語の陽気さ賑やかさをお供に、「七度狐」で狐に化かされ、「うんつく酒」では弁口達者で危機を切り抜け、「宮巡り」で伊勢神宮を参拝及び観光し、宿屋で騒動を繰り広げる。当時の風情や風俗を感じられる旅ネタ落語の代表作がここに蘇る。 「落語で、お伊勢参り」桂文我 落語関連書籍において絶大な信用を得ていた青蛙房から刊行した「上方落語『東の旅』通し口演伊勢参宮神賑」の改訂版を、パンローリングから出版するにあたり、この度CD版も同時発売することになりました。『東の旅』の音源を集めるのには、かなり長期間の録音から選ぶことになり、古くは私が三十代半ばに、大阪ミナミワッハ上方ホールで開催していた「桂文我落語百席」から、最近では玉造猫間川寄席、国立文楽劇場の音源まで使用することになった次第です。言い間違えや、言葉を言い淀んでいる部分も多々ありますが、これもライブの味の一つと考えていただき、ご容赦下さい。ライブでは、書籍に載せているような構成演出を適宜取り出して、短く纏めている場合もありますし、思わぬ拾い物もあったりします。興味のある方は、書籍とCDを比べながら楽しんでいただければ、幸いです。何はともあれ、桂文我版ではありますが、初めて『東の旅』の通し口演が、文字と音の両方で蘇りました。上方落語ファンの方は勿論のこと、日頃、東京の落語に親しんでおられる方にも楽しんでいただければ、嬉しく思います。
収録内容