[本/雑誌]/危険な人間の系譜 選別と排除の思想/中谷陽二/著
中谷陽二/著/危険な人間の系譜 選別と排除の思想、メディア:BOOK、発売日:2020/07、重量:340g、商品コード:NEOBK-2517716、JANコード/ISBNコード:9784335651861
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関連人物・出版社 |
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発売日 |
2020/07 |
商品説明 |
社会から排除される“危険な人間”はどのように創り出されたのか。19世紀末から20世紀初頭、科学と法の交錯から保安処分と優生学を軸とする“危険な人間”をめぐる議論が熱を帯びた。排除のための選別は科学の手に委ねられ、多くの一流の学者が犯罪対策と優生政策に関わり、多様な類型が考案された。生まれつきの犯罪者、変質者、社会敵対者、改善不能者、悪質遺伝者、お荷物人間、性癖犯罪者、そしてサイコパス。21世紀の今、装いを新たに“危険な人間”の言説が蘇ろうとしていないだろうか。 |
収録内容 |
- 第1章 ロンブローゾと“生まれつきの犯罪者”
- 第2章 “変質”と人類の危機
- 第3章 科学の進歩と“社会敵対者”
- 第4章 “無害化”という名の排除
- 第5章 常習犯罪人法―一九三三年ドイツ
- 第6章 優生学―ユートピアから絶滅へ
- 第7章 障害者安楽死と精神医学者
- 第8章 戦前日本の優生政策と“悪質遺伝”
- 第9章 保安監置ルネッサンスと“性癖犯罪者”
- 第10章 サイコパシーと“危険な脳”
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