【送料無料】[本/雑誌]/病む、生きる、身体の歴史 近代病理学の哲学/田中祐理子/著
田中祐理子/著/病む、生きる、身体の歴史 近代病理学の哲学、メディア:BOOK、発売日:2019/05、重量:340g、商品コード:NEOBK-2365306、JANコード/ISBNコード:9784791771684
※ご注文前に以下必ずご確認ください※
※
書籍商品の購入に関するご注意※
関連人物・出版社 |
|
発売日 |
2019/05 |
商品説明 |
科学者たちは顕微鏡のなかの小さな生きものを、どのように病原菌としてとらえたのか。近代は病いについていかなる言葉で語ってきたか。微生物の発見。ワインの味。臨床医学の誕生。エイズとその隠喩。「らい」と戦後日本。疲弊と回復―。病いとその表象の向こう側にある、生きているわたしたちの歴史。 |
収録内容 |
- 1 身体を切る・開く(血液循環論と心臓―近代医学の身体
- 顕微鏡が変えた世界の見方―人体のうちとそと
- 一九〇〇年的臨床身体・試論
- 一九世紀の果実、二〇世紀の種子―パストゥールについて)
- 2 病むことの意味・価値(誰もひとりではない、貧しいものはなおさら―フーコー『臨床医学の誕生』を読む
- 隠喩と科学の歴史―感染症と二〇世紀
- 疲れの病理学―P・ジャネにおける「病気」と「治療」
- 病いに別れを告げる―「らい」と日本社会の戦後)
- 3 生をとらえる・もとめる(“科学”と「信じられない事柄」
- 自生するものについて―アメリカ、二〇世紀をめぐる試論
- 臨界・生成・「われわれ」の知―「微細な生」をめぐって
- 生きているものをとらえる難しさ)
|