【送料無料】[本/雑誌]/〈焼跡〉の戦後空間論/逆井聡人/著
逆井聡人/著/〈焼跡〉の戦後空間論、メディア:BOOK、発売日:2018/07、重量:340g、商品コード:NEOBK-2262012、JANコード/ISBNコード:9784787234391
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関連人物・出版社 |
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発売日 |
2018/07 |
商品説明 |
焼跡や闇市を表象する小説や映画、批評を検証することを通して、私たちがもつ戦後日本という歴史認識や国土イメージをあぶり出す。閉塞する「戦後日本」という枠組みから、「冷戦期日本」という歴史認識へのパラダイムシフトを提起する挑発的な試み。 |
収録内容 |
- “焼跡”・“闇市”を問い直す
- 第1部 焼跡・闇市のイメージ編成(語られない焼跡―戦後日本映画批評と焼跡表象
- 過去が憑依する場―『二十年後の東京』と『野良犬』に見る戦災復興
- 闇市とレイシズム―闇市の構造と取り締まりにおける対象変遷
- 物語のなかの闇市)
- 第2部 戦後日本から冷戦期日本へ―国民的地景と異郷(田村泰次郎「肉体の門」論―「新生」の物語と残余としての身体
- “焼跡”が闇市を周縁化する―石川淳「焼跡のイエス」論
- 「居たたまれなさ」を越えて―宮本百合子「播州平野」をめぐる「戦後」の陥穽
- 「異郷」の空間性―金達寿「八・一五以後」
- 「おかみさんたち」のたたかい―民族教育と濁酒)
- “焼跡”の抱擁から離れて
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