【送料無料】[本/雑誌]/クザーヌス生きている中世 開かれた世界と閉じた世界/八巻和彦/著
八巻和彦/著/クザーヌス生きている中世 開かれた世界と閉じた世界、メディア:BOOK、発売日:2017/04、重量:340g、商品コード:NEOBK-2087488、JANコード/ISBNコード:9784906791682
※ご注文前に以下必ずご確認ください※※メール便不可商品

※
書籍商品の購入に関するご注意※
関連人物・出版社 |
|
発売日 |
2017/04 |
商品説明 |
中世末の15世紀、旧ヨーロッパ世界の破局に当面したクザーヌスは、新しい世界のヴィジョンを開くために、どこに突破口を求めたのか。老子とクザーヌス、西田幾多郎とクザーヌス...さまざまな角度から、時代に先駆けた思想の苦闘を照らし、暴力と排除の予感が渦巻く現代世界の混沌を超えて、平和と共存の新たな物語を紡ぐための、構想力の足場を探す。 |
収録内容 |
- 中世から現代を読む―グローバリゼーション、アイデンティティ、そして普遍的正義
- 1 破局の諸相(原発破局「フクシマ」の原因を探る―哲学の視点からの一考察
- 現代日本におけるアイデンティティの分裂
- 日本社会における“社会崩壊”と企業活動
- 近代的思考様式の限界についての一試論―「科学・技術」との関わりを中心にして)
- 2 他者の衝撃(『信仰の平和』におけるタタール人像―“破局”のただ中での“他者”への眼差し
- クザーヌスにおける理性の普遍性と哲学の複数性―『信仰の平和』を中心にして
- “他者”の豊穣性)
- 3 語りえぬものへの“開かれ”と“閉ざされ”(西田幾多郎におけるクザーヌスとの出会い
- 東アジアにおける“知恵”概念の伝統とクザーヌスの“知恵”概念―“知恵”と“道”、“無学者”と“愚人”
- 西欧における「開かれた世界、開かれた書物」)
- 4 大きな物語の改訂(“文明の衝突”の時代の宗教的寛容論
- “文明の衝突”を超える視点)
- 現代に生きる中世
|