[本/雑誌]/帝国日本と朝鮮野球 憧憬とナショナリズムの隘路 (中公叢書)/小野容照/著
小野容照/著/帝国日本と朝鮮野球 憧憬とナショナリズムの隘路 (中公叢書)、メディア:BOOK、発売日:2017/01、重量:340g、商品コード:NEOBK-2049616、JANコード/ISBNコード:9784120049361
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発売日 |
2017/01 |
商品説明 |
五輪の優勝、WBCの準優勝により、韓国の野球は国民的スポーツとなった。いまその起源や日本経由の用語見直しなど、歴史の解明が喧しい。日本は朝鮮野球にどれだけ関与したのか―。植民地時代の朝鮮野球は、朝鮮人と支配者日本人双方から重視されていた。日本人との試合は大いに盛り上がり、朝鮮ナショナリズムに火をつける。当局は、中等学校の甲子園出場に道を開き、都市対抗野球を後押しし優勝に導くなど、融和政策に“活用”する。本書は一九世紀末から「解放」される一九四五年まで、複雑な道程を辿った朝鮮野球について、二つの“民族”を通して描くものである。 |
収録内容 |
- 序章 変化する野球用語
- 第1章 ベースボールの伝来と野球の普及―韓国併合前
- 第2章 暗黒時代―武断政治下の野球界
- 第3章 「民族の発展は壮健な身体から」―文化政治期の朝鮮野球界1
- 第4章 帝国日本の野球イベント―文化政治期の朝鮮野球界2
- 第5章 戦時期朝鮮の野球界
- 終章 植民地朝鮮の野球とは何だったのか
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