[本/雑誌]/経済学の起源-フランス 欲望の経済思想/米田昇平/著
米田昇平/著/経済学の起源-フランス 欲望の経済思想、メディア:BOOK、発売日:2016/01、重量:340g、商品コード:NEOBK-1912894、JANコード/ISBNコード:9784876988938
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関連人物・出版社 |
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発売日 |
2016/01 |
商品説明 |
経済至上主義は欲望の経済学から始まった。アダム・スミスに先立つ17世紀、新思潮を背景に、近代社会を「欲求の社会」とみる消費主導の経済学がフランスに出現した。現代にいたる経済至上主義を準備した欲望の経済学を跡づける。 |
収録内容 |
- 序章 経済学の起源―フランスのコンテキストとの関連で(経済学の条件―世俗的倫理と世俗化の論理
- 一七世紀フランスの新思潮―アウグスティヌス主義
- 功利主義と利益説
- 経済学のフランス的起源)
- 第1章 経済学の起源とアウグスティヌス主義―ニコルからボワギルベールへ(ニコル―開明的自己愛と政治的秩序
- ボワギルベール―欲求と秩序)
- 第2章 マンデヴィルの逆説―英仏の思想的展開との関連で(マンデヴィルの思想的源泉
- マンデヴィル―私悪は公益
- 『カトーの手紙』とデフォー)
- 第3章 啓蒙の経済学―アベ・ド・サン=ピエール、ムロン、モンテスキューの商業社会論(アベ・ド・サン=ピエールの商業社会論―啓蒙の功利主義
- J.F.ムロンの商業社会論―啓蒙の経済学
- モンテスキューの商業社会論―富と名誉)
- 第4章 奢侈論争とフランス経済学(奢侈と消費―一七五〇年代までの奢侈容認論の系譜
- 奢侈と公共的精神
- 奢侈と節約―農業の再生
- 奢侈と貧困―一七七〇年代以降の奢侈論争)
- 終章 フランス経済学―欲望の経済思想
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