【送料無料】[本/雑誌]/北村季吟『伊勢紀行』と黎明期の松坂文化 貞享四年松坂滞在日記を読む/吉田悦之/監修

吉田悦之/監修 井上正和/著/北村季吟『伊勢紀行』と黎明期の松坂文化 貞享四年松坂滞在日記を読む、メディア:BOOK、発売日:2013/11、重量:340g、商品コード:NEOBK-1606081、JANコード/ISBNコード:9784896292671
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発売日
2013/11
商品説明
江戸前期、歌人・俳人・国学者として活躍した北村季吟(一六二四〜一七〇五)は、代表作『源氏物語湖月抄』ほか優れた古典の注釈書を著し、晩年は幕府歌学方をつとめた。また俳人松尾芭蕉を輩出するなど、国文学史上におおきな業績を残した。貞享四年(一六八七)、季吟が六四歳のとき、伊勢神宮参拝に出掛けて松坂(現松阪市)に一カ月余り滞在した。その滞在日記『伊勢紀行』は、当時の松坂の様子を活き活きと描いて興味深い。本書は、江戸期の松坂の町を記した最古級の記録といわれる『伊勢紀行』を丁寧に翻刻して、大意、注解を施してわかりやすく解説した。さらに『伊勢紀行』を手がかりにして当時の松坂の人びと、社会、文化などを丹念に掘り起こした。後年、国学者本居宣長が活躍し、松坂文化はいっそう盛んになるが、その前史ともいえる、黎明期の松坂文化に鍬を入れた画期的な労作がついに成る。
収録内容
  1. 1 季吟『伊勢紀行』とその時代(松坂の町の歴史と商人たち
  2. 伊勢・松坂の文芸―俳諧を中心として
  3. 北村季吟と松坂の人びと)
  4. 2 季吟『伊勢紀行』を読む(『季吟伊勢紀行』―原文と注解編
  5. 『季吟伊勢紀行』―補注編)
  6. 3 その後の北村季吟と松坂(帰京後の北村季吟
  7. 村田元次とその蔵書
  8. 嶺松院歌会の始まり)