[本/雑誌]/死を超えるもの 3・11以後の哲学の可能性/森一郎/著(単行本・ムック)

森一郎/著/死を超えるもの 3・11以後の哲学の可能性、メディア:BOOK、発売日:2013/06、重量:340g、商品コード:NEOBK-1509293、JANコード/ISBNコード:9784130101240
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発売日
2013/06
商品説明
東日本大震災とりわけ原発事故の戦慄を前にして、われわれは何を考え、どのように語るのか。書物や建物といった、個人の生死を超えて存続する物から、世代をつなぎつつ築かれていく世界への気遣い―「世界への愛」―を学んだ著者が、ハイデガーとアーレントのひらいた自然と技術への問いを受けとめ、原子力テクノロジーの問題を存在論的側面からあぶり出す。現代日本の状況に示される反時代的考察。
収録内容
  1. 二通りの別離の経験から、もう一つの出来事へ
  2. 第1部 いのちから世界へ(死を超えるもの―「メタ死生学」試論
  3. 読むこと、書くこと、考えること―「メメント・モリ」からの出発
  4. 建てること、住むこと、考えること―Q体への愛
  5. 自然の力、人間の力―『アンティゴネー』の「人間讃歌」をめぐって)
  6. 第2部 原子力をめぐる思考の可能性(世界を愛するということ―自然と世界の区別から
  7. ハイデガーと原子力の問題1―物と総かり立て体制
  8. ハイデガーと原子力の問題2―もしくは、いかにして原子力で哲学するか
  9. アーレントと原子力の問題1―大地からの疎外、または宇宙人の地球侵略
  10. アーレントと原子力の問題2―戦争論への寄与
  11. 火について―プルトニウムをめぐる形而上学的随想
  12. 物たちのもとで、人びととともに―自然と世界の絡み合いへ)