[本/雑誌]/オペラハウスから世界を見る (125ライブラリー)/森岡実穂/著(単行本・ムック)
森岡実穂/著/オペラハウスから世界を見る (125ライブラリー)、メディア:BOOK、発売日:2013/03、重量:200g、商品コード:NEOBK-1477313、JANコード/ISBNコード:9784805727065
※ご注文前に以下必ずご確認ください※
※
書籍商品の購入に関するご注意※
関連人物・出版社 |
|
発売日 |
2013/03 |
商品説明 |
現代のオペラ演出は、戦争、暴力、貧困、ジェンダー問題など、同時代の諸問題を作品に反映させ、音楽とともに観客を思考へと誘います。今世紀に入ってからヨーロッパ各地で上演されたオペラ作品が、私たちの時代の芸術としていかに生み直されているか。本書は、耳目を集めた演出の分析を通して、オペラという総合芸術の持つ政治性を問う一冊です。 |
収録内容 |
- 第1章 戦争の時代に:『エレクトラ』、『トロイ人』(ギリシア側から語るトロイ戦争―コンヴィチュニー演出『エレクトラ』
- 「神意」とは何か―シュレーマー演出『トロイ人』 ほか)
- 第2章 核差社会に生きる人たちのために:『ヴォツェック』(自己認識の手段としての暴力―シェロー演出
- 人は死ねばゴミになる?―ジョーンズ演出 ほか)
- 第3章 閉じ込められて:『ペレアスとメリザンド』、『ムツェンスク郡のマクベス夫人』(家庭における暴力の連鎖―ヴィーラー&モラビト演出『ペレアスとメリザンド』
- 墓場の平和―ノルデ演出『ペレアスとメリザンド』 ほか)
- 第4章 ゼロ年代の社会の鏡として:『蝶々夫人』(ケートの肖像―ドイツ各地での演出から
- アジアの成長痛―オルバリー演出 ほか)
- 第5章 現代オペラ上演と批評の役割:『タンホイザー』(現代に語り直す「芸術家」物語―オールデン演出
- 批評の役割)
|