[本/雑誌]/[オーディオブックCD] 神様、私をもっと生きさせて!/こう書房 / 神田麻希子(CD)

こう書房 / 神田麻希子/[オーディオブックCD] 神様、私をもっと生きさせて!、メディア:BOOK、発売日:2007/06、重量:150g、商品コード:NEOBK-1327886、JANコード/ISBNコード:9784775925256
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発売日
2007/06
商品説明
【CD枚数・収録時間】 CD 3枚約160分 小児がんと闘った青春期4年間の命の詩 [はじめに] まずはじめに、人生においては、本当に思いもよらないことがおこるということ。そしてそれが非情であることを言わねばなりません。まさに娘・麻希子におきた事実は、最悪のものでした。17歳から21歳の希望に満ちた楽しい時期は、痛く、くやしく、情けなく、、みじめで、悲しく、寂しい思いに取って代わられたのです。母親以外に闘病の日々の心の内を聞いてもらえる相手もなく、ドラマによくある「彼氏」の存在や、年頃の乙女が想いをよせる甘く切ないストーリーなどとはまったくかけ離れた現実。さらに追い打ちをかけるように迫りくる「死」の恐怖。そんなかでも頑張って、頑張って、決してあきらめようとしなかった日々。しかし、麻希子の体内に巣食うがん細胞は強く、たたいてもたたいても起き上がって彼女を苦しめました。 麻希子の精神力に肉体が負けようというとき、彼女はこう書いています。「神様こんなに頑張っても神は私を見放すのですか? 私を救ってはくれないのですか…」 麻希子の死後、彼女が毎日書き続けていた日記帳を開いて、その激しい感情の吐露に触れたとき、涙が止まりませんでした。どんなにか苦しく、孤独だったことでしょう。 この本は、病魔と闘い続けた彼女の、発病から死を受け入れるまでの4年間にわたる心の叫びを抜粋しまとめたものです。日記のあとの注釈は私が当時を思い出してつけました。麻希子の日記をこのような形で出版するべきかどうか、ずいぶん迷い悩みましたが、麻希子が通っていた東京家政学院筑波大学(現筑波学院大学)の石田収教授の温かい励ましとご協力により、実現することとなりました。 ご一読いただき、何かを感じとっていただければ幸いです。 (神田麻希子の母・神田さき子) 【著者紹介】神田麻希子(かんだ・まきこ)1980年、茨城県稲敷郡茎崎町(現つくば市)に4人兄姉妹の3番目として生まれる。高校2年の11月に小児がんの一種である「仙骨ユーイング肉腫」と診断され、その後4年間、闘病生活を送る。入退院を繰り返しながらも勉学に励み、2001年には東京家政学院筑波女子大学(現筑波学院大学)国際学部国際社会学科入学。2002年3月、国立がんセンター東病院PCU病棟にて死去。享年21歳。 ※本商品は「神様、私をもっと生きさせて!」(こう書房刊 神田麻希子著 ISBN:4-7696-0888-8 168頁 1,260円(税込))をオーディオ化したものです。 [発行元: でじじ/パンローリング株式会社]
収録内容