魚群探知機の心臓部とも言える送受波器、それを最大限に発揮させるためには送受波器のセンサー部を海中へ出さなくてはなりません。
しかし船底に穴を空けるとなると施工が大変。そのため超音波の感度は落ちるけど仕方なく船底直貼りやインナーハルを選択せざる得なかった魚探ユーザーも居られたのではないでしょうか?
今回ご紹介する
スカッパー構造スルハルキットは、イケス内の
スカッパー(ヤンマー製スカッパーのみ対応)を活用し送受波器を取り付けることができる
今季ボート業界の革命品と言ってもおかしくないほどの商品です。
取り付けはすごく簡単、既存SRスカッパーの網部分を取り外し、スルハルキットをセットした送受波器を取り付けるだけ!
これだけで船底直貼りやインナーハルでは実現できなかった
高感度で魚体や海底判別が可能になるのです。
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深場における魚体反応の比較です。 インナーハルでは魚体反応が出なかった海域でもスルーハルではしっかりと魚体をとらえています。 | | 海底判別における比較です。 インナーハルでは全て岩場としての判別もスルーハルでは砂地と岩場の判別が行えました。 |
当然、取り外しもできるため
メンテナンスも簡単に行えます。
しかし、欠点がないわけではありません。
通常イケスは2ヶ所の水の出入り口が必要のため、イケスも使うのであれば
3つ目のスカッパーを増設しなくてはなりません。
また、イケス内での利用では特に問題ありませんが、イケス以外の場所での利用は多少海水が漏れだすことがありますのでご注意を
ですが!魚探ユーザーの悩みを解決し、ライバルの船に
差をつける大変魅力的な商品だと思います。
クリックで画像拡大します。▼  |  |  |
右のフルノ用と左のホンデックス/ロイヤル用の2種類あります。フルノ用は穴径が少し小さめです。 | 送受波器が収まる裏側、ここに送受波器がピッタリと納まります。 | 組み立て方は送受波器にパッキン→スルハルキット→パッキン→ボルトの順で取り付けます。 |
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ヤンマー製スカッパーは指で示してるくぼみを左に回すと網が取れる構造になっています。 | SRスカッパーに組み立てた送受波器を取り付けるとこのようになります。 | スルハルキット+SRスカッパーのセットでも取扱いしています。 |