ステレオスピーカー Mark Audio Alpair7 エンクロージャー Special Edition カスタム ハンドメイド ウッド 木製
★Made in JAPAN.1つ1つ三重県の工房にて、手作り
しているスピーカーを製造元から直送致します。
※特性がまったく異なる為にこのエンクロージャーへ
Alpair7MSは換装出来ません。
諸元
サイズ:166mm(幅)x900mm(高)x177mm(奥行)
使用ユニット:MArk Audio Alpair7V2,V3
材質:メルクシパイン集成材18mm/無塗装
その他:バッフル面ユニットフレーム部のザグリ加工、
取り付けネジ部に鬼目ナット装着済み、スピ
ーカーターミナルに内配線付きでスピーカー
側にはファストン端子圧着済みですので、
スピーカーユニットの端子に刺し込み、ネジ
留めするだけでスピーカーシステムとして完
成するお手軽なキットとなっております。
※このエンクロージャーは左右ペアでの価格となります。
※エンクロージャー(箱)のみの販売です。別途スピーカ
ーユニットが必要です。
※ユニット搭載時、付属の木ネジは使用出来ません。
ホームセンターなどでM3の首下25mm程度のボル
トをご用意下さいませ。
三重県の工房からハンドメイドスピーカー
を直送しております。アナログからハイレゾ
まで幅広く対応出来るスピーカーです。
M3鬼目ナット設置済み10センチの小さなスピーカーユニット
を使用したダブルバスレフですが、30Hz
〜25KHzまで再生するワイドレンジ設計
です。Mark AudioのAlpair7の特徴とも言う
べき、音離れの良さ、奥行き方向に広がりを
見せる音像など、魅力タップリに堪能出来ます。
対応する音楽ソースもジャズからクラシック
まで広範囲に渡ります。
使用スピーカーユニット
Mark Audioと言うイギリスのメーカーの
スピーカーユニットです。現在、生産は
中国で行われています。コーンはアルミ
ニウムとマグネシウムの合金ですが、
メタリックな音は一切出しません。きめ
細かくしっとりとした表現です。低域は
ややソフトですが、ぼやけることはなく、
音程も明瞭です。
中域はシルキーなボーカルを堪能出来ま
す。高域はツイーターが付いている
のかと錯覚するほどの繊細な表現をしま
す。まさに10センチフルレンジ
最高峰と呼べるべき名作ユニットです。
どんなエンクロージャーにしたのか(1)ダブルバスレフで低音を伸ばした。
Alpair7V3は高域が32,000Hzまで伸びる
フルレンジユニットなので、それにあわせて
低音もダブルバスレフで30Hzまで伸ばした。
周波数特性
※特性グラフはスマホを横にすると拡大表示
されます。
(2)エンクロージャーの幅を最小限にした。
元々が音場表現のいいスピーカーユニットなので
箱の幅を極小にして、音離れのいい再生を狙った。
結果としてスピーカーの周りに音がまとわりつか
ない、そして奥行方向に広大に広がる音場が実現
出来ました。スピーカーの存在を忘れるほどの
再現性は聴いていてクセになります。
製作後記このスリム型ダブルバスレフエンクロージャーの
シリーズはかれこれ8年の年月を掛けてバージョ
ンUPして来ました。初めはCHR−70用に製
作したもので、’95のSTEREO誌 音の館
コーナーで評論家諸氏が6N−FE103を使用
したエンクロージャーを作って腕を競い合った作
の中からMr X氏が作ったダブルバスレフがあ
り、そっくりそのまま作ってCHR−70を入れ
ましたが、まったくマッチせず、そこから7回作
り直してようやくまともな音になりました。
ダブルバスレフは製作や設計方法を記した書籍が
あまりなく、すべてカット&トライで作り上げま
した。気がついてみると初めに作ったMr Xの
作とはまったく違ったものが出来上がっていまし
た。
その後、フォステクスのFE127E用にバー
ジョンUPしたものを作り上げ、それをベースに
CHR−70V3用のエンクロージャーへと発展
を遂げます。同じ箱にAlpair7を入れたのですが、
なかなかいい感じでしたので、適合ユニットに
Alpairも加えて発売していましたが、いかんせん
フレームの出っ張りが格好悪く、トリマーにてザ
グリ加工を施したものをAlpair7用にラインアップ
しました。その後、補強構造を見直し、更に進化
を遂げて現在に至っています。
アルペアらしい奥行の深い音場再生、音離れの
良さに加え、10センチとしてはあり得ないくら
いローエンドを伸ばした結果、どんなソースも
そつなくこなす万能タイプのエンクロージャーに
なりました。当方のダブルバスレフで一番販売数
が多いのはこのエンクロージャーです。