ナツハゼは、紅葉のよい木です。 新芽あるいは夏でも葉がやや赤みがかっています。 そのため、まったく縁のない木ですが、 紅葉のよいハゼという木にあやかって 夏でもハゼノキのように赤いということで、 ナツナゼと呼ばれます。
ただ、たいへん地方名の多い木です。 ナツハゼと呼ばれていることの方が少ないと思います。 また、地方名の多い理由として、 この実を食べることができるからだと思われます。 この木はブルーベリーと同じツツジ科スノキ属の木なのです。
夏には黒く実が熟し食べれるようになります。 かなり酸っぱいのでジャムのほうがよいかもしれません。
庭木としては、なかなか風情のある木で、 ツツジ科なので2mぐらいの高さで収まり、 むやみに大きくならないところがよいところです。 |